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甲状腺、乳腺の疾患に対する手術を担当しています。主な対象疾患は乳がん、甲状腺がん、甲状腺良性結節、バセドウ病などの甲状腺機能異常、副甲状腺腫瘍などです。当院は内分泌外科学会の認定施設であり、内分泌外科学会専門医・指導医、甲状腺学会専門医をリーダーとしたチーム医療を行なっています。できるだけ身体に負担の少ない治療を心がけています。

 

当院の治療の特色

1.甲状腺がん

甲状腺がんはゆっくりと進行することが多いので、小さなものであれば手術をしないことも可能です。

ですが手術が必要かどうかの判断は難しので、まずは専門医により診断が必要です。誰もができれば手術は受けたくないと考えていると思います。当院では患者さんの希望に寄り添いながら、患者さんと一緒に相談し最適な治療を提案いたします。

甲状腺の手術は頚を切開するので、術後すぐは傷が目立ってしまいます。当院では、がんがそれほど大きくない場合には、頚部に切開を置かず、内視鏡を用いた手術を行うことが可能です(内視鏡下甲状腺悪性腫瘍手術施設基準・取得済み)。内視鏡下甲状腺手術では鎖骨下の小さな傷から手術をするため、衣服に傷が隠れることがメリットの一つです。

しばしば甲状腺がんは大きく進行し、頚や胸のリンパ節に転移したり、周りの気管や血管などの重要臓器に浸潤したりすることがあります。当院ではこのよう進行がんに対する血管や気管の合併切除再建を伴った高難度手術も行っています。

2.甲状腺良性結節

検診でみつかる甲状腺結節の多くは手術が不要なものですが、サイズが大きく周囲の臓器に悪影響を及ぼす可能性のあるもの、良性と悪性の鑑別が難しものに対しては手術をお勧めしています。

3.バセドウ病

バセドウ病に対しては、はじめに飲み薬による治療や放射線治療などの手術以外の治療法をお勧めしています。それらの治療効果が乏しいとき、あるいは病状が深刻なときに手術を行います。バセドウ病に対しても内視鏡手術が可能な場合があります。

4.乳がん

放射線科、緩和ケアチームと連携し診療ガイドラインに準拠した治療を行っています。また、外来化学療法を受ける患者さんに対しては医師と薬剤師の両者による診察を行い、安全ながん化学療法を行うことを心掛けています。

診療実績

直近3年間甲状腺手術65例

内分泌外科腫手術件数_甲状腺
内分泌外科腫手術件数_乳腺

医師紹介

ひろせ としゆき

広瀬 敏幸

医療局次長(手術部門担当、災害医療担当)、院長補佐

広瀬敏幸先生の顔写真
  • 得意とする分野
    • 呼吸器外科・乳腺外科
  • 認定資格
    • 日本外科学会専門医・指導医
    • 日本呼吸器外科学会専門医
    • 日本呼吸器内視鏡学会専門医・気管支鏡指導医
    • 日本がん治療認定医機構認定医
    • 日本乳癌学会認定医
    • 日本呼吸器学会専門医
    • ロボット支援手術プロクター資格(呼吸器外科)
    • 日本DMAT 統括DMAT
  • 所属学会
    • 日本外科学会
    • 日本呼吸器外科学会
    • 日本呼吸器内視鏡学会
    • 日本乳癌学会
    • 日本呼吸器学会
    • 日本臨床腫瘍学会
    • 日本胸部外科学会
    • 日本内視鏡外科学会
    • 日本臨床外科学会

つぼい みつひろ

坪井 光弘

副部長

坪井光弘先生の顔写真
  • 得意とする分野
    • 呼吸器外科,甲状腺外科,内視鏡手術
  • 認定資格
    • 日本外科学会専門医・指導医
    • 日本呼吸器外科専門医・評議員
    • 日本呼吸器学専門医・指導医
    • 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医
    • 日本内分泌外科学会専門医・評議員
    • 日本甲状腺学会専門医
    • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
    • ロボット支援手術資格(呼吸器外科)
  • 所属学会
    • 日本外科学会
    • 日本胸部外科学会
    • 日本呼吸器外科学会
    • 日本呼吸器内視鏡学会
    • 日本呼吸器学会
    • 日本肺癌学会
    • 日本内分泌外科学会
    • 日本甲状腺学会

とうこう ともひろ

藤稿 智宏

医員

  • 得意とする分野
    • 呼吸器外科・消化器外科・乳腺外科
  • 所属学会
    • 日本外科学会