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入院中の生活

看護について

患者さんの負担による付き添い看護は行っていません。ただし、病状等により医師が許可した場合に限り、許可することがありますので、付き添いについて詳細は病棟看護師長にお尋ねください。

参考:付き添い許可理由

  • 重篤な状態
  • 術後急変の恐れがある場合
  • 精神的な慰安が必要な場合
  • 意志疎通困難で家族の補助が必要な場合
  • その他

お守りいただくこと

  • 医師・看護師等病院職員の指示は必ず守ってください
  • 入院中は患者さん確認等医療安全の観点から、すべての患者さんにリストバンド(手首に巻くバンド)の装着をお願いしています
  • 当院は病院内全館及び敷地内全面禁煙としております トイレ、ベッド上での隠れたばこは火災の原因となり大変危険です たばこ・マッチ・ライター等の持ち込みはお断りします ※当院敷地内で喫煙されますと、当院での治療の継続をお断りすることや退院していただくことがあります
  • 飲酒・暴言・暴力・セクハラ行為などがあった場合は、退院していただくなど厳正に対処させていただきます
  • 他の病室、スタッフステーションへの出入りや他の患者さんのご迷惑になることはご遠慮ください
  • 携帯電話の使用は、最小限にお願いします。またマナーモードに設定し、通話は指定の場所でお願いします
  • 病院の設備等を破損された場合には、実費をご請求させていただく場合があります

◎当院入院中に、他院で投薬を受けたり、受診を希望する場合は、当院の主治医又は看護師に必ずご相談ください。

安全な入院生活

安全な入院生活を送っていただくために、下記の点についてご協力ください。

入院中は環境が変わることや、治療の影響で思わぬ体力の低下を起こし、時に転倒などを起こす患者さんがいらっしゃいます。当院の転倒事例を見てみますと、70歳以上の方・運動障害のある方・今までに転倒を経験されたことがある方は、入院中にも転倒しやすいと言われています。転倒によって入院期間が延長することは、患者さんにとってはつらいことです。
当院は患者さんや御家族の御協力をいただき、転倒を起こさない環境を作るように努めております。転倒転落事故を防ぐために、患者さんには次のことにご注意をしていただくようにお願いいたします。

転倒をおこしやすい場所

段差やつなぎ目
ポータブルトイレ周辺

こんな時、転びやすくなるので要注意

熱がある時や熱が下がった後

足元がふらつきます。

手術や検査で動けない時間を過ごした後

筋力が弱ることがあります。

点滴やチューブ類がたくさんついて動きにくい時

足元への注意力が低下します。

血圧を下げる薬や、睡眠薬また痛み止めを使用している時

副作用でふらつくことがあります。

転倒を防ぐための注意ポイント

  • スリッパやサンダルは、脱げやすく、つまずきやすいので、入院中も履き慣れたものや、滑りにくいものを履きましょう
  • 立ち上がったり、移動する時は、しっかり固定されたものを支えにしましょう
  • ベッド柵や手すりなど固定されている安定性のあるものにつかまりましょう
  • 不安定なもの、椅子、オーバーテーブル、床頭台などは支えにしないようにしましょう
  • 夜間は枕灯をつけて、安全を確認してから行動をしましょう
  • 車椅子から移動する時は、必ずブレーキがかかっていることを確認しましょう
  • ベッドから身を乗り出してものを取ったりしないようにしましょう
  • ベッドの上では立たないようにしましょう

トイレに行く時や移動をされる時は、看護師がお手伝いしますので、遠慮なくナースコールでお呼びください。転倒や転落を防ぐには、患者さん、ご家族、病院スタッフの全員の連携が重要です。ご心配なことがありましたら、遠慮なく担当医や看護師にご相談ください。

感染対策

ノロウイルスやインフルエンザ、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)、耐性緑膿菌、パンコマイシン耐性腸球菌(VRE)などの薬の効きにくい菌は、患者さんや病院職員の手指、器材を介して他の患者さんに拡がることがあります。健常な人では、感染しても病気(感染症)を発症することはほとんどありません。
しかし、入院中の患者さんは、治療のために行われる処置や投薬によって抵抗力が下がることがあるため、これらの菌が原因で病気(感染症)を発症しやすくなります。
中央病院では、これらの菌の拡がりを防ぐことによって、感染症を発症される患者さんが減るように対策をとっていますが、有効な対策のためには患者さんのご協力が欠かせません。
また、早期発見に努める上で、これらの菌に感染されていないかの検査が必要な場合がありますのでご協力ください。

具体的なお願いは以下のとおりです。

下記の場合などに、便やのど、鼻などの検体を採取させていただくことがありますのでご了承ください。

  • 他の病院や施設からの転入時
  • 抗生物質を長期に使用している場合
  • 尿路力テーテルやオムツを長期に使用している場合
  • 集中治療室(ICU)への入室時
  • 強力な抗がん剤治療を受ける場合
  • 病棟で感染拡大の司能性が出てきた場合

病室を移動していただくことがありますのでご了承ください。
職員が手袋やガウン(又はエプロン)、マスクなどを着用して、処置やケアをさせていただくことがあります。
面会の制限をさせていただくことがあります。
ベッドを離れる前後や食事・洗面の前後にはこまめに手を洗ってください。
咳やくしゃみ・鼻水のある場合は、マスクの着用をお願いします。
診察や処置時の病院職員の手洗い・手指衛生についてお気づきの点があれば担当医または担当看護師までご指摘ください。
いずれも入院中に安全に検査や治療を受けていただくためのものですので、皆さまのご協力をよろしくお願いします。

食事

入院中は、管理栄養士が栄養管理計画書を作成し、患者さんの病状にあったお食事をお出しします。入院時食事療養費として、1食あたり定額の自己負担が必要です。
但し、市町村民税非課税世帯の患者さんには、減額制度がありますので、各市町村役場でご確認ください。

入院中の配膳時間は次のようになっています。

  • 朝食7:30

入院・外泊等の時間によっては締め切り時間との兼ね合いで食事の開始・中止が次の食事からとなる場合がありますので、ご了承ください。
普通食の患者さんには、基本メニューと特別メニューを用意しています。特別メニューは1食につき20円の追加料金が必要です。ご希望の方は昼食時に配布される申込用紙をご利用ください。

治療上必要によっては、食事が禁止されたり、制限される場合があります。
また、料理や食べ物の持ち込みは医療上、衛生管理上問題がありますので、ご遠慮ください。(食事について何かお困りのことがございましたら、ご相談ください。)

安全で質の高い医療につながるように、ご理解・ご協力をお願いします。

外出・外泊

外出・外泊は、治療上医師の許可が必要です。許可を受けた方は、スタッフステーションで手続きをしてください。
又、外出・外泊から帰院された時は必ず看護師にお知らせください。
入院中の他院受診(ご家族が薬を取りに行く場合も含む)は、原則として認められておりませんので、医師看護師にご相談ください。

外出・外泊に伴う食事の変更は、締め切り時間によっては開始・中止が次の食事からとなる場合がありますので、看護師にご相談ください。
なお、用意された食事を患者さんの都合で召し上がらない場合は中止扱いとはなりません。

売店や散歩などに病棟を離れるときは、必ず看護師にお申し出ください。

各種相談・ご意見

当院では、患者さん及びご家族からのご相談、ご意見をお受けするために、相談窓口・相談室を開設しております。

総合相談窓口(1階エントランスホール)

8時30分~17時15分(土・日・祝日除く)

相談室

  • 患者支援センター
  • がん相談支援センター 9:00~17:00(土・日・祝日除く)
    • 診断や治療に関する医療相談
    • がんに関する不安や悩み(漠然とした不安)
    • 緩和ケアに関する相談
    • 薬や食事に関する相談
    • セカンドオピニオンに関する相談・受付

ご意見

「あなたの声」へのお返事は外来に掲載しています。

防災の心得

災害時には

  • 火災を発見したときは、大声で同室の方及び病院職員」に「火災」を知らせてください。
  • 避難の際は次のことに注意してください。
    • 病院職員の指示に従い、単独行動は絶対にとらないでください。
    • お互いに助け合い、先を争うことなく落ち着いて行動してください。
    • エレベーターは停電等により途中で停止してしまう恐れがありますので、利用しないでください。

洗濯

一般病棟の各フロアーにランドリー室があります。全自動洗濯機と乾燥機を設置しています。100円硬貨またはテレビカードで使用できます。

入浴

一般病棟の各フロアにシャワー室があります。治療や手術、患者さんの状態によって異なりますので、医師または看護師にお尋ねください。

消灯時間

消灯時間:午後9時

※消灯後、テレビ・ラジオのご使用はご遠慮ください。消灯後に談話室を使われるときは、静かにお願いします。

郵便物

1階売店で切手を販売しております。