当科では、心臓血管外科全般にわたり診療を行っています。救命救急センターであり、緊急手術にも可能な限り対応しています。
常勤医3名、非常勤医1名で診療に当たっています。
患者さんの個々の病態に応じた最善の治療を心がけています。
また手術の低侵襲化にも積極的に取り組んでいます。
急性期病院のため、治療が終了し安定すれば、お近くの病院または医院を紹介させて頂き治療の継続をお願いしています。
単独冠動脈バイパス術は、主に人工心肺を使用しない(オフポンプバイパス)で行っています。 心破裂、心室中隔穿孔に対する緊急手術も行っています。
僧帽弁疾患に対しては弁形成を第一に考えて治療を行っています。
条件に制限がありますが、低侵襲心臓手術(MICS)も行っています。
大動脈疾患でカテーテル治療(TAVI)が必要な場合には、当院では行っていませんので、近隣の治療可能な施設を紹介させていただきます。
急性大動脈解離、大動脈瘤破裂に対する緊急治療も行っています。 低侵襲治療であるステントグラフト内挿術も積極的に行っています。
ペースメーカー植込み術、植込み式除細器(ICD)治療、両心室ペーシング機能付埋込型除細動器 (CRTD)治療も行っています。
頭頸部領域を除く末梢血管を対象としています。 バイパス治療、血管内治療のいずれも行っています。
主にレーザー焼灼術(ELVeSレーザー1470)を行っています。病状によって、ストリッピング手術、硬化療法も行います。また2021年4月より瞬間接着剤を使用する静脈瘤血管内塞栓術(NTNT)も可能となりました。