腹部外科

胃癌・大腸癌などを中心に各種癌治療ガイドラインを遵守し、エビデンスに基づいた治療を行っています。

低侵襲手術としての腹腔鏡下手術およびロボット手術を積極的に取り入れています。内視鏡外科学会より腹腔鏡手術の技術を認定された『内視鏡外科技術認定医』の資格を持つスタッフ医師が中心となり、腹腔鏡手術を安全かつ確実に行う体制を整えています。またロボット手術では2020年から本格的に導入し，70例を超える手術を行っています。

肝胆膵外科高度技術専門医の経験豊富なスタッフが適応決定から周術期管理まで安全第一に診療に当たっています。良性・悪性疾患を問わず、腹腔鏡下手術を導入し、安全かつ低侵襲手術を提供しています。また年間約150例にのぼる胆嚢摘出術につきましては、ほぼ全ての症例で鏡視下手術が可能となっています。

当院は鼠径ヘルニアについて、腹腔鏡手術を中心に行い、患者さんの全身状態によっては腰椎麻酔や局所麻酔で鼠径部切開法を選択しています。

当院の救急医療の特徴は、3次救急という最も緊急度・重症度の高い患者さんの受入を専門的に行っており、消化管穿孔などの腹膜炎、虫垂炎、腸閉塞、外傷に対して365日対応しています。また、腹膜炎など重症な状態では早期の治療介入が必要であるため、各部門と連携し、あらゆる病態に迅速に対応いたします。