入院中の方やがん治療中の方の口腔管理を行っています。
当院に入院中の方で、呼吸状態や摂食状態を改善するために口腔ケアが必要と思われる場合には、医師や看護師からの依頼で診察対応し、歯科衛生士が定期的にケアを行っています。
また、がん治療中は、手術・薬剤治療・放射線治療のそれぞれの治療時期に生じる口腔周囲のトラブルがあります。患者の皆様には、治療中に大きな問題がおこらずに生活いただけるよう、介入当初に口腔関連のセルフケアの指導を行い、症状発現時には対応しています。
歯科医師2名、歯科衛生士3名で、主に入院中の患者を中心に口腔ケアや歯科的な応急処置などを行っています。入院後も経過をみる必要のある方に限って、外来経過観察を行うことがあります。退院後は、多くの場合は地域の歯科医に紹介して継続治療を行っていただきます。転院や施設入所の場合には、歯科医師会の訪問歯科診療のご案内を行っています。
原則外来診療はおこないませんが、当院に通院中の方で、全身状態や内服している薬剤でかかりつけ歯科医での抜歯がむずかしい方に限り、紹介による処置を受け付けています。かかりつけ歯科医院から患者支援センターにFax予約をしていただいています。
病気による手術や治療が順調に進めることができるように、口の健康をサポートします。
入院中の急な口のトラブルに対しては、可能な範囲で迅速に対応します。
徳島大学歯学部の歯科医師臨床研修の協力施設として教育を行っております。