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診療体制

小児科

小児科医師8名で診療に当たっています。
平日は月曜日から金曜日まで、午前と午後に外来診療をおこなっております。
担当医師は午前と午後で異なります。ご紹介患者さん・救急搬送患者さんは、24時間体制で受入を行っています。

夜間休日の診療体制

令和2年8月1日以降

紹介患者及び救急搬送患者の受入体制

令和2年8月1日以降
紹介患者及び救急搬送患者の受入体制

治療方針ほか

治療方針

入院患者さんに対しては、グループ診療体制で治療にあたっています。
1日2回のカンファレンスで医師全員の議論をもとに、正確な診断と最適な治療を目指しています。
また、クリテイカルパスを導入し、ミスのない診療を目指しています。

対象疾患

痙攣性疾患(熱性けいれん・てんかんなど)
ウイルス性感染症(インフルエンザ・水痘・ムンプス・RSウイルス・ロタウイルス・手足口病など)
細菌感染症(呼吸器感染症・消化器感染症・尿路感染症・髄膜炎など)
呼吸器疾患(気管支喘息・細気管支炎など)
循環器疾患(先天性心疾患・川崎病など)
新生児疾患(呼吸障害・心疾患・黄疸など)
アレルギー疾患(食物アレルギー・アトピー性皮膚炎など)
血液疾患(血小板減少性紫斑病・血友病など)
腎臓疾患(尿路感染症・急性腎炎・急性腎不全など)

主な検査と説明

  1. ウイルス迅速検査(インフルエンザ・RSウイルス・ロタウイルス・アデノウイルス):咽頭ぬぐい液や便などでウイルスを当日診断できます。必要に応じ、「ウイルス・細菌核酸多項目同時検出」を使用した呼吸器感染症や髄膜炎の病原体診断を行っています。
  2. 細菌抗原迅速検査(A群溶連菌・病原性大腸菌O157・髄膜炎起炎菌):合併症の多い細菌感染症の迅速検査を行い、予後改善を目指します。特に髄膜炎起炎菌については薬剤感受性試験をディスク法だけでなくMIC法でも行い良好な治療成績を得ています。
  3. 超音波検査(腹部・心臓・生殖器・肺など)・CT・MRI・脳波検査など:被爆を極力回避するため、超音波検査を積極的に行っています。体動を避けるため、必要に応じてシロップなどの鎮静剤を使用します。
  4. 学校検尿:陽性といわれた方には早朝尿と来院時尿検査を2~3回繰り返します。それ以外に血圧測定・血液検査・腹部エコー検査を行い総合的に判断し、必要時には腎生検を行う相談をさせていただきます。
  5. 学校心臓検診:一次検診で要精査となった方の二次検診を行います。問診・診察の上、心電図検査や心臓超音波検査を行い、必要時は血液検査やレントゲンも追加で行います。また所見によっては運動負荷心電図や24時間心電図なども施行します。
  6. アレルギー負荷試験:食物アレルギーの診療において、実際にアレルギーがあるか、どれぐらいなら食べられるか、食べるとどのような症状が出るかといったことを確認するためには食物経口負荷試験を行う必要があります。当院でもこの食物経口負荷試験を行っており、外来担当医が必要と判断した場合、入院して頂いて行っております。詳しい方法や日程などは外来担当医に御相談下さい。

診療実績

現在、診療科で重点的に診療を行っている疾患、治療、検査

川崎病・気管支喘息・てんかん・熱性痙攣・痙攣重積・RSウイルス細気管支炎・食物アレルギー・細菌性髄膜炎・尿路感染症など小児科全般です。

臨床心理士が常駐し、入院患者さんや周産期の家族への心理カウンセリング、外来患者さんの心理カウンセリングなどの対応も行っています。

外来患者数

2020年頃の患者数の減少は新型コロナウイルス感染症の流行の影響が考えられます。

外来救急患者総数

入院患者数(NICUを含む)

2020年頃の患者数の減少は新型コロナウイルス感染症の流行の影響が考えられます。

入院患者総数

令和 5年一般小児科入院 病名(内訳)

入院患者数
病名 件数 病名 件数
RSウイルス感染症 154 川崎病 68
インフルエンザ 30 IgA血管炎 14
突発性発疹 4 気管支喘息 39
EBウイルス感染症 1 食物アレルギー 69
ヒトメタニューモウイルス感染症 31 アナフィラキシー 14
アデノウイルス感染症 19 ウイルス性胃腸炎 50
敗血症・菌血症 4 細菌性腸炎 16
マイコプラズマ感染症 1 腸重積 6
溶連菌感染症 5 虫垂炎 18
急性頚部リンパ節炎 3 胃食道逆流症・その他の消化器疾患 7
肺炎・気管支炎 96 アセトン血症嘔吐 11
喉頭炎・咽頭炎 41 血小板減少性紫斑病 3
中耳炎・急性副鼻腔炎 4 尿路感染症 25
熱性痙攣 53 無菌性髄膜炎・細菌性髄膜炎 10
痙攣重積 32 その他 198
急性脳症 3 【一般小児 科合計】 1054
その他の神経疾患 25

令和5 年NICU・GCU(内訳)

出生体重別入院患者数
新生児搬送

超音波検査件数(心臓・腹部)

診断・治療に超音波検査を積極的に導入しています。

超音波件数

医師紹介

わたなべ ひろよし

渡辺 浩良

部長

渡辺先生
  • 得意とする分野
    • 小児科・小児血液腫瘍
  • 認定資格
    • 日本小児科学会専門医・指導医
    • 日本小児血液がん学会専門医・指導医・評議員
    • 日本血液学会認定血液専門医
    • がん治療認定医
    • 造血細胞移植認定医
  • 所属学会
    • 日本小児科学会
    • 日本小児血液がん学会
    • 日本小児感染症学会
    • 日本血液学会
    • 日本造血・免疫細胞療法学会
    • 日本感染症学会

しちじょう こういち

七條 光市

副部長

七條先生の顔写真
  • 得意とする分野
    • 小児科・アレルギー
  • 認定資格
    • 日本小児科学会専門医・指導医
    • 日本アレルギー学会専門医(小児科)
  • 所属学会
    • 日本小児科学会
    • 日本アレルギー学会
    • 日本小児アレルギー学会

しょうの みき

庄野 実希

副部長

庄野実希先生の顔写真
  • 得意とする分野
    • 小児科・新生児
  • 認定資格
    • 日本小児科学会専門医
    • 日本周産期・新生児医学会新生児専門医
  • 所属学会
    • 日本小児科学会
    • 日本周産期・新生児学会
    • 日本新生児成育医学会
    • 日本小児救急医学会

おの あけみ

小野 朱美

副部長

小野朱美先生の顔写真
  • 得意とする分野
    • 小児循環器
  • 認定資格
    • 日本小児科学会専門医
    • 日本小児循環器学会専門医
  • 所属学会
    • 日本小児科学会
    • 日本小児循環器学会
    • JPIC
    • 日本心エコー図学会

いらはら まこと

苛原 誠

副部長

苛原先生
  • 得意とする分野
    • 小児科・アレルギー
  • 認定資格
    • 日本小児科学会専門医・指導医
    • 日本アレルギー学会専門医・指導医(小児科)
  • 所属学会
    • 日本小児科学会
    • 日本小児アレルギー学会
    • 日本小児臨床アレルギー学会
    • 日本小児感染症学会

おおの たくや

大野 卓也

医員

  • 得意とする分野
    • 小児科
  • 所属学会
    • 日本小児科学会

さとう ゆき

佐藤 優希

医員

佐藤先生
  • 得意とする分野
    • 小児科
  • 所属学会
    • 日本小児科学会

はやし ゆり

林 優里

医員

林先生
  • 得意とする分野
    • 小児科
  • 所属学会
    • 日本小児科学会