準備中です
集中治療室(ICU)に入室する患者さんは、大手術や合併症のある術後患者、院内急変患者、外傷・中毒患者、内科系救急疾患患者など多岐にわたります。しかし、どの患者さんも重症化に伴い呼吸や循環、神経などに問題をかかえています。集中治療科は、このような複数の臓器に問題のある重症患者の診療を専門としています。
準備中です
当施設は、集中治療室10床を有し、施設基準は特定集中治療室管理料3を届出ております。年間の新規入棟患者数は約650名、延べ患者数は2,500名、平均在院日数は4日程度となっております。集中治療科として1~2名の専従医師(うち1名が集中治療専門医)が、各診療科の主治医と協力して治療にあたっています。徳島大学病院からも診療支援に来ていただいております。
準備中です
患者の重症度に応じて、人工呼吸管理、体外循環、腎代替療法(血液透析)、体温管理療法などのデバイスを用いた治療を行うことが可能です。また、重症患者の病態を良くするだけでなく、早期社会復帰に向けた治療の一貫として、栄養サポートチームと連携した栄養療法や、理学療法士等と連携したリハビリテーションを早期から行っています。このほか、呼吸ケアサポートチーム、口腔ケアチームなど院内の専門チームと連携して診療にあたっております。
準備中です
令和元年度に日本集中治療医学会専門医研修認定施設になりました。当院で研修を行うことにより、集中治療専門医資格を取得することができます。令和元年現在、県内では徳島大学病院と当院のみが認定施設です。
専門医資格を持つ専従医師のもとで、集中治療の研修が行えます。気管挿管や中心静脈カテーテル挿入、経皮気管切開術などの手技だけでなく、重症患者の治療方針を自分の知識と経験から導き出せる臨床力を育むことを目標としています。