生命維持管理装置の操作および保守点検を主業務とし、安全で安心な医療を提供することで、チーム医療に貢献する。
当科では現在12名の臨床工学技士が業務を行い、夜間、休日オンコール体制を取り、緊急業務にも対応しています。
透析室では10床のベッドを有し、周術期透析、造血幹細胞採取、血漿交換および血液吸着(エンドトキシン、薬物)、LCAP、GCAPなどを行っています。また、透析液の清浄化、コンソールの管理などの機器管理、患者さんへの穿刺・抜針、透析中のバイタルなどの患者管理も行います。
心臓手術における人工心肺装置や心筋保護装置、自己血回収装置の操作、生体情報モニター、体外式ペースメーカのセッティング、急変時には補助循環装置(IABP、PCPS)の操作・管理を行っています。その他、ダヴィンチ業務や麻酔器の点検、植え込み型ペースメーカの設定変更なども行っています。
カテーテル業務では、ポリグラフでの術中の患者さんの心電図、血圧などの生体情報の記録、急変時には除細動装置や補助循環装置の操作を行います。
集中治療室では、主に急性血液浄化、周術期透析、血液吸着(エンドトキシン、薬物)を行っています。また、人工呼吸器やIABP、PCPSなどの多くの生命維持管理装置の操作および管理も行っています。
ペースメーカ業務ではカテーテル室や手術室でのペースメーカ、ICD、CRT-Dの植え込み手術の立会いからペースメーカ外来でのチェックまで一連した業務をしています。
院内で使用している医療機器 (人工呼吸器、輸液・シリンジポンプなど)の日常点検・定期点検を通じて医療機器を安全に使ってもらえるように管理及び情報の発信を行っています。