認知症のことが気になる方へ
一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください
令和6年12月、認知症施策推進基本計画が策定されました。基本的施策の大きな柱は「共生社会の実現」「新しい認知症観の普及」と思われます。「共生社会」とは、認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に人格と個性を尊重しつつ支え合いながら共生する活力ある社会のことです。また、「新しい認知症観」とは、認知症になったら何もできなくなるのではなく、認知症になってからも、一人一人が個人としてできること・ やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間等とつながりながら、希望を持って自分らしく暮らし続けることができるという考え方のことです。それらを少しでも長い期間実現し続けるために、抗Aβ抗体療法という新しい治療法ができ、治療薬の選択肢が増えました。あらゆる治療薬には効果と副作用がありますが、あくまでも治療法を選択するのは当事者の方です。詳しくお知りになりたい方は認知症疾患医療センターまでご連絡をお願いします。
今後も鑑別診断や専門医療相談を中心に、認知疾患医療センターを運営してして参ります。これからもよろしくお願い申し上げます。
センター長 大森 隆史
令和7年4月1日より
専門的な検査や診察により、鑑別診断を行います。
令和7年4月1日より
より緊急性の高いBPSDのある方へ、診療を行っております。
『FAX受診申込書』をご記入いただき、かかりつけ医からのFAX予約をお願いいたします。
令和7年4月1日より
認知症に関する医療相談を行っております。電話・面談にて承ります。
受付時間平日 10:00~12:00、13:00~16:00(土日祝、年末年始を除く)
当院では、認知症の人をはじめ、家族等の介護者、認知症について興味のある方等を対象とした「おれんじカフェくらもと」を毎月第二水曜日に開催しています。
認知症サポーターのボランティアスタッフを中心とし、明るく楽しく認知症について話し合える場です。また、精神科医師、看護師、精神科ソーシャルワーカーによる専門相談も実施しております。
参加をご希望される方は、下記までご連絡をお願いいたします。令和7年度のスケジュールについては、下記の日程表をご参照ください。
Tel:088-631-7172つながらない場合は088-631-7151(代表)
Mail:tokucog@tph.gr.jp