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がん診療支援センター

がん診療支援センター長あいさつ

この度、平成31年4月1日付で、がん診療支援センター長を拝命いたしました。周知のとおり、我が国において、がんは死亡原因の1位であり、2人に1人ががんに罹り、3人に1人ががんで亡くなると言われております。
このような中、全国どこでも質の高いがん医療が提供できる体制が構築されるよう、平成18年度より、がん診療連携拠点病院の整備が制度化され、当院におきましては、今年度のがん診療連携拠点病院の新規申請により、「地域がん診療連携拠点病院(高度型)」として指定を受けました。
当センターは前身の臨床腫瘍センターから平成25年度よりがん診療支援センターと名称を変え、設立当初より緩和ケア、がん相談、がん連携、化学療法の有機的な運用を検討してまいりました。
今後、さらに機能性を高め、横の連携も深めつつ、がん患者さんの診断から治療、そして緩和ケアまでの切れ目のない支援や広報活動をこれまで以上に充実してまいりたいと思います。

中本次郎

がん診療支援センター長 中本 次郎

化学療法

化学療法室

患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、専任の医師、薬剤師、看護師など医療スタッフが連携し、生活スタイルを保ちながら治療の全期間を通してサポート体制をとっています。

kagaku
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PDCAサイクルの実施(平成30年度)

pdca

徳島県立中央病院では、がん診療に関わる各部門が下記のとおり、課題を抽出し目標を設定し、改善に向けて計画を実施しております。

1.セカンドオピニオンの周知

  • 目標セカンドオピニオン外来の受け入れ 10件

2.がん患者の就労支援の充実

  • 目標社会保険労務士による就労相談会での相談者数 50件 ハローワークの出張相談会の開催月1回就職件数 3件

3.緩和ケアの質の向上

  • 目標がん治療に携わる医師の90%及び卒後5年次までの医師のすべてが、がん緩和ケア研修会を修了している

4.がんに関するデータの管理

  • 目標院内で取り扱っているがんに関するデータを1カ所(がん診療支援センター)に集約する

5.化学療法室の体制整備

  • 目標増床により化学療法件数を月平均350件 化学療法における副作用の現状把握(件数、対処方法)

6.がん連携パス算定の増加

  • 目標胃癌、大腸癌、肝癌の消化器内科用パスの運用開始