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がん診療支援センター

がん診療支援センター長あいさつ

この度、令和5年4月1日付で、がん診療支援センター長を拝命いたしました。
ご存じのように、日本では高齢化に伴い、およそ二人に一人は「がん」になる時代といわれています。このような状況の中、全国どこでも同じように質の高いがん医療が提供できる体制が構築されるよう、平成18年度より、がん診療連携拠点病院の整備が制度化され、当院におきましては、「地域がん診療連携拠点病院」として指定を受けております。
今後、更なるがん診療体制の充実・強化と療養生活の質の向上を目指しております。各診療科やがん医療に関連する様々な部門と連携を図り、これまで以上に統合的なチーム医療を行うことで患者さんを支援したいと思います。

がん診療支援センター長 柴田 泰伸

化学療法

化学療法室

患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、専任の医師、薬剤師、看護師など医療スタッフが連携し、生活スタイルを保ちながら治療の全期間を通してサポート体制をとっています。

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令和5年度 がん診療連携拠点病院 PDCAサイクル実施について

pdca

がん診療連携拠点病院では、診療機能や診療実績、地域連携に関する実績や活動状況の他、
がん患者の療養生活の質について把握・評価し、課題認識を院内の関係者で共有した上で、
組織的な改善策講じることが規定されています。
(がん診療連携拠点病院等の整備に関する指針)

1.課題・目標・検証方法
課題の内容 目標 目標達成の検出方法(データ源)
がん相談 ・セカンドオピニオンの周知 ・治療と仕事の両立支援 ・セカンドオピニオン外来受け入れ10件 (昨年度1件) ・治療と仕事の両立支援実施要領を作成の上、 産業医と連携し両立支援を行う。 相談件数5件 ・セカンドオピニオン件数 ・就労相談件数、産業医・産業保健センターとの調整件数 ・療養・就労両立支援指導料の算定件数
化学療法 化学療法室の体制整備 ・化学療法件数月400件以上を維持する。 ・新規薬剤、新規レジメンに対する勉強会を開催 ・予約患者の体調チェック ・化学療法件数 ・開催数 ・チェック表の回収率
緩和ケア 緩和ケアの質の向上 がん治療に携わる医師の90%及び卒後5年次までの医師の100%が緩和ケア研修会を修了している。 ・緩和ケア研修会の修了者数
がん連携 がん地域連携パス対象疾患の増加 早期胃がん、早期大腸がん連携パスを開始 ・算定件数
2.上記の目標に向けた活動計画
がん相談 ・セカンドオピニオン外来のポスターの展示、チラシによる広報を行う
化学療法 ・化学療法室でのミーティング ・各診療科医師に勉強会を依頼、製薬メーカーに情報提供依頼
緩和ケア ・がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会を当院主催で開催 ・未受講のがん診療を行う医師に対し受講推奨
がん連携 ・早期胃がん、早期大腸がん連携パスを作成し、連携医療機関とのがんパス連携をすすめる