眼科では眼科疾患全般を対象に診療を行っています。糖尿病黄斑浮腫や加齢黄斑変性に対する抗VEGF治療や認知症、精神疾患のため局所麻酔での白内障手術が困難な患者さんに対する全身麻酔下での白内障手術や眼瞼痙攣に対するボトックス治療、救急外来に搬送された外傷患者さんの診察などさまざまなニーズに対応しています。
眼科医は常勤医師1名、非常勤医師1名です。視能訓練士2名が検査を行います。
外来診療:毎日(午前中)
手術や硝子体内注射:月曜日・木曜日(午後)
各種検査・レーザー治療・ボツリヌス治療:火曜日、水曜日、金曜日(午後)
開業医で対応が困難な疾患や手術を行います。大病院という特性を生かし、採血、CT、造影検査などをスピーディに施行します。他の診療科と連携し、総合的に疾患にアプローチをします。全身疾患がある患者さんには、他科と連携しながら手術を行います。2022年度よりロービジョン外来を開始予定です。ルーペや偏光眼鏡などの選定を行い、患者さんの問題に個別に対応致します。
視力検査、眼圧検査、角膜厚測定、角膜径測定、眼軸長測定、角膜内皮測定、眼底三次元画像解析(光干渉断層計:OCT)、造影検査(FA、IA)、視野検査(ハンフリー自動視野計、ゴールドマン視野計)、網膜電図(ERG)、HESSチャート、フリッカー中心視野測定等。2021年度OCTアンギオグラフィーの導入予定。
局所麻酔下での手術が困難な患者さんには全身麻酔下での手術も可能です。
透析中などの全身疾患、精神疾患、抗がん剤治療中などの患者さんも積極的に受け入れています。
網膜裂孔、糖尿病網膜症、急性閉塞隅角症(いわゆる緑内障発作)、後発白内障などに対するレーザー治療を行っています。
片側顔面けいれんや眼瞼けいれんに対して行っています。
加齢黄斑変性、糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫などに血管内皮増殖因子阻害剤(抗VEGF薬)の注射を行っています。