令和3年7月27日、株式会社NTTドコモ四国支社と連携して導入した「5G遠隔医療支援システム」による実装の「第1段階」として,海部病院に「5G遠隔診療室」を設置し,中央病院の専門医が遠隔で診療する「5G遠隔医療」を運用しています。
令和3年9月9日及び12月16日、中央病院と三好病院をローカル5Gネットワークにより接続し、人の目の解析度を超える超高精細8Kスーパーハイビジョン映像を共有する実証実験を実施しました。
実証実験では、三好病院の医師が「8K腹腔鏡手術(模擬人体を用いたデモ)」を行い、その超高精細映像を中央病院とリアルタイムで共有し安定性等を評価しました。
参加した医師からは、現状のローカル5G性能は必要な回線速度をクリアしており、12月の実証実験では病院間の8Kのリアルタイム伝送に成功しましたが、安定性の面で改善の余地があり、更なる性能向上により実際の医療への応用が期待されると評価されました。
令和4年3月11日、中西総務副大臣が中央病院を視察され、ローカル5Gを活用した遠隔医療について、中央病院ー海部病院間での4K映像による内視鏡遠隔診断支援を実施する様子を御見学されました。