県立中央病院ER棟(南館)が完成し、令和5年5月21日(日)に、記念式典及び内覧会を開催いたしました。
令和5年5月21日(日)午前10時から正午
式典の出席者の方々に、ER棟(南館)内を見学していただきました。
地上5階建てのER棟(南館)は、救急・感染症対応、災害対応、人材育成及び地域医療支援の複合的な機能を備えており、渡り廊下で接続された本館棟との一体的な運用により、「本県医療の中核拠点」としての機能強化につなげます。
陰圧設備を備えた「救急・感染症外来」や「救急病棟」により、一次救急や小児救急への対応を充実
拡充整備した「内視鏡センター」により、がん診療の拠点病院としての検査・治療体制を強化
・(通常時)5G回線を活用した常設の「オンライン診察室」において、先進的な遠隔医療により地域医療を支援
・(発災時)「基幹災害拠点病院」として、「災害対策本部」や「DMAT活動拠点本部」の役割を担い、危機事象に的確に対応
・(通常時)専門性の高い医療技術を習得するための研修施設を整備し、将来の医療を担う人材を育成(当面は高度治療室HCUとして運用)
・(発災時)重症感染患者に対応できるHCUとして活用
南海トラフ巨大地震への備えに加え、新興感染症等の感染拡大時における診療継続に備えた資機材を備蓄