当院は、個人の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することを社会的責務と考えます。
個人情報保護に関する方針を以下のとおり定め、職員及び関係者に周知徹底を図り、個人情報保護に努めます。
個人情報を保護・管理する体制を確立し、適切な個人情報の収集、利用及び提供に関する内部規則を定め、これを遵守します。
個人情報への不正アクセス、個人情報の紛失、破壊、改ざん及び漏洩などに関する万全の予防措置を講じます。万一の問題発生時には速やかな是正対策を実施します。
当該本人(患者様)等からの内容の確認・訂正または利用停止を求められた場合は、別に定める内部規則により、調査の上適切に対応します。
個人情報保護に関する法令及びその他の規範を遵守します。
個人情報保護体制を適切に維持するために、職員の教育・研修を徹底し、内部規則を継続的に見直し、改善します。
診療情報の提供及び開示に関しては、別に定める規則を遵守します。
個人情報に関するお問い合わせは、事務局経営・情報担当(内線1216)までお申し出ください。
制定平成17年12月1日
改正平成18年4月1日
改正平成30年3月31日
改正令和2年4月1日
徳島県立三好病院長
令和3年9月1日改正
徳島県立三好病院長
当院は、DPC(Diagnosis Procedure Combination)の導入の影響評価及び今後のDPC制度の見直しを目的として厚生労働省が収集し管理する情報(DPCデータ)を作成しています。また、審査支払機関への請求のため、保険診療に係る費用につき、診療報酬明細書(レセプト)を作成しています。
DPCデータは診療録及び診療報酬明細書の情報から、レセプトデータは医療機関情報・保険者情報・診療行為情報・医薬品情報・特定器材情報等から構成されています。
DPCデータ並びにレセプトデータを利活用することにより、患者様に提供する医療の質の向上及びその効率的な運営が期待されます。そのため、当院ではこれらのデータを匿名加工して匿名加工情報を作成し、匿名加工情報を継続的に第三者に提供しています。
なお、作成及び第三者提供する具体的な情報は下記に提示するとおりです。
■ DPCデータ
■ 電子レセプト(医科及びDPC)
■ その他、上記の各情報と関連性を有すると合理的に認められる情報
氏名・住所・電話番号は含まれません。また、生年月日・郵便番号・各種保険証に関する情報は下記のように変換されます。
・ 生年月日:生年月及び入院時年齢に変換
・ 郵便番号:上3桁のみに変換(下4桁を削除)
・ 各種保険証に関する情報:保険者番号(※)のみに変換
※保険者番号とは健康保険事業の各運営主体を指す番号です。
匿名加工情報は、次のいずれかの方法で提供します。
■当院内で匿名加工情報を作成し、暗号化した後、提供先が運用管理するサーバへのアップロード
■当院内で匿名加工情報を作成し、暗号化した後、外部記録媒体に格納し郵送
■提供先が運用管理するクラウドサービス上で匿名加工情報を作成・提供
作成した匿名加工情報は、当院内で保管・利用しません。
当院は、安全で良質な医療を患者さんに提供するため、日々努力を続けております。
医療水準の一層の向上を目指すためには、診断や治療の進歩に貢献する研究及び医療従事者への教育などに対する積極的な取り組みが必要不可欠であります。
このような医療環境の中にあって、徳島県立三好病院では、研究、教育、認定医・専門医・指導医等の申請のため、あるいは研修施設認定のために、患者さんの診療情報、試料等を利用させていただくことに対してのご同意を、ここに一括してお願いするものであります。
ご同意をいただくに当たっての説明内容は以下のとおりです。
令和4年3月31日
徳島県立三好病院長
通常、臨床研究は文書もしくは口頭で説明を行い、患者さんからの同意(インフォームドコンセント)を得て行われます。これを「オプトイン」といいます。
同意には主として「文書による同意」と「口頭による同意」がありますが、臨床研究に関わる同意は、文書による同意を基本とします。
臨床研究のうち、観察研究(対象となる患者さんの診療データのみを匿名化して用いる研究)においては、患者さんに対して研究を目的とした積極的な侵襲や介入がないため、国が定めた倫理指針に基づき、必ずしも対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得る必要はないとされていますが、研究の目的を含めて、「研究の実施についての情報を通知または公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障することが必要」とされており、このような手法を「オプトアウト」といいます。
オプトアウトを用いた臨床研究は以下のとおりです。患者さんご自身のデータが使用されることを望まれない場合やご不明な点がございましたら、お手数ですが研究責任者までお知らせください。
研究名 | 研究責任者 所属 | 研究責任者 氏名 | 研究期間 |
---|---|---|---|
人工関節置換術における手術支援機器によるデータ収集および解析 | 高度先進関節脊椎センター | 新田 晃弘 | 令和3年12月28日から 終了日未定 |
各腰椎手術でどれくらい腰痛が改善したか | 高度先進関節脊椎センター | 岡田 諒 | 令和5年3月16日から 終了日未定 |
当院入院の高齢心不全患者における低栄養およびフレイル合併率について | リハビリテーション技術科 | 秋野 琢斗 | 令和4年11月1日から 令和5年11月30日 |
セメントレスステムの器械の使用に関する調査 | 高度先進関節脊椎センター | 新田 晃弘 | 令和5年5月30日から 終了日未定 |
苦痛のスクリーニングから生活に関する相談を希望する肺がん患者の実態調査 | 外来 | 田村 早苗 | 令和5年6月1日から 令和5年11月30日 |
脆弱性骨盤骨折の臨床成績と予後因子の検討 | 高度先進関節脊椎センター | 高松 信敏 | 令和5年7月19日から 令和7年8月1日 |
看護師による心臓リハビリテーションの安全性と患者満足度の調査 | 循環器内科 | 宮本 亮太 | 令和5年7月19日から 令和5年12月31日 |
泌尿器科疾患における臨床的検討 | 泌尿器科 | 福田 喬太郎 | 令和5年7月24日から 令和8年3月31日 |
整形外科における臨床的検討 | 整形外科 | 高松 信敏 | 令和5年10月26日から 終了日未定 |