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紹介状持参のお願い

当院の一般外来は紹介予約制です。

  • 当院は、救急・重症の患者さんに対して専門的な医療を提供する「急性期病院」であり、原則としてかかりつけ医にて当院の受診が必要と判断された方の診察を行っております。 従って、当院の外来受診を希望される方は、まずはお近くのかかりつけ医を受診し、医師とご相談ください。
  • かかりつけ医にて当院への受診が必要と判断された場合、当院宛の紹介状を書いていただくとともに、かかりつけ医から診療予約を取ってください。
    • ※紹介状をお持ちでも予約が無い場合 当日の受付時間内(午前8時から11時)に受付をする必要があります。 当日の診療状況により、長時間お待ちいただくことになる可能性があります。
  • 受診当日は、当院宛の紹介状と診察予約票をお持ちください。

急性期病院とは

急性期病院とは、急性疾患または重症患者の治療を24時間体制で行なう病院、すなわち、急な病気や怪我などで緊急に治療が必要な状態である患者に対して医療を提供することを主たる目的としている病院のことをいいます。
急性期病院は急性期の患者さん・救急の患者さんのために機能を強化し体制を整えた病院ですので、どうしても一般外来等で皆様をお待たせしご迷惑をおかけしてしまうことがあります。そこで、一般外来受診を希望される方には、まずは「かかりつけ医」の受診及び相談をお願いしております。

紹介状をお持ちでない場合

  • 当日の診療状況にもよりますが、長時間お待ちいただいたり、別の日に予約をお取りいただく場合があります。
  • 初診の場合、選定療養費の徴収をさせていただく場合があります。

選定療養費とは

当院では、医療機関の機能分担を進めるための厚生労働省の規定に基づき、紹介状なしに外来を受診した患者さんより、通常の初診料(再診料)に加えて、選定療養費として自費で7,700円を徴収することが義務づけられております(令和4年10月1日より徴収開始)。
この選定療養費は、全額自己負担となりますので、当院の外来受診を希望される方は、まずはお近くのかかりつけ医を受診してください。

「特別料金の内容」
内容 特別料金
紹介状なしで初診を受けられる方 7,700円
他の医療機関に紹介したにもかかわらず、自身の選択により当院を再度受診される方 3,300円

「初診」とは?

1.当院を初めて受診する場合
2.受診歴はあるが、最終の受診から3カ月以上経過している場合

「特別料金」の 徴収対象外となる場合は?

「 緊急その他やむを得ない事情がある場合 」 で 、具体的には以下のとおり
1.救急車により搬送された場合
2.外来受診後に即日入院した場合
3.国の公費負担医療制度・地方単独の公費負担医療制度(特定の障がい・ 疾病等に着目したもの)の受給対象者
4.HIV感染者
5.労災・公務災害対象者 (当該所管機関へ請求)
6.生活保護による医療扶助対象者
7.当院で他の診療科を受診している場合
8.医師の指示により3カ月を超える期間後の診察となった場合

「子どもはぐくみ医療費助成制度」の対象となる方についても、紹介状なしで上記要件に該当しない場合は、特別料金をお支払いいただきます。

小児救急受診にかかるお願い

小児救急に従事する医師不足が全国的に深刻化しております。小児救急医療を維持していくため、次の点に御協力ください。

  1. 救急電話相談の利用
    1. 徳島こども医療電話相談(♯8000)
      • 夜間・休日にお子さんの急な病気で心配になったらまずは「♯8000」に御相談ください。医師の支援体制のもと専門的な知識と経験を有する看護師が電話相談に応じ、家庭での対処法や医療機関の受診等についてアドバイスが受けられます。
    2. 徳島救急医療相談電話(♯7119)
      • ♯7119が掛けられない方は088ー622ー6530
      • 急な病気や怪我の際、すぐに受診した方が良いのか、医師や看護師が電話でアドバイスします。
  2. 軽症の場合は、日中時間帯に近医(かかりつけ医)を受診するようお願いします。

「子どもはぐくみ医療費助成制度受給者」の方へ

当院では、小児救急医療拠点病院及び地域周産期母子医療センターとして、地域の夜間休日急病診療所と連携し、24時間365日体制で県民の皆様に安全で質の高い医療を提供できるよう努力してまいりました。
しかしながら、平成24年10月からの「NICU(新生児集中治療室)」の運用開始及び平成25年度からの 「小児救急医療拠点病院」化により、小児科患者が増加する中にあって、時間外に来院する小児科救急取扱患者の約8割は軽傷で帰宅しており、本来の役割である一刻を争う高度周産期・小児救急医療への診療に支障をきたす事態となっています。
このため、小児科患者さんには、地域の夜間休日急病診療所や徳島こども救急電話相談(#8000)をできるだけご利用いただき、高度で専門的な医療が必要な時は当院へご紹介いただくことが必要であると考えております。
ついては、紹介状をお持ちでない「子どもはぐくみ医療費助成制度受給者」の方についても、緊急その他やむを得ない事情がある場合を除き、初診に係る選定療養費(全額自己負担)として、7,700円を徴収させていただくことといたしました。
これもひとえに県民の皆様に安全で質の高い医療を提供するためですので、皆さまの十分な ご理解ご協力をお願いいたします。

リンク

地域完結型医療の推進について

国は、質の高い医療を推進するために、「病院機能分担」と「地域完結型医療」を推進しています。全ての病期を一つの医療機関が担当するのではなく、急性期、回復期、慢性期など病期に応じて、それぞれの機能を有する医療機関が担当するのが「地域完結型医療」です。

当院は、「高度急性期病院」です。「高度急性期病院」とは、緊急もしくは重症の患者さんに、病状が不安定な時期の集中治療、手術など、高度で専門的な医療を提供する病院です。すなわち、当院外来は、「かかりつけ医」での検査や治療が困難な場合や地域連携パスなどにより連携して医療を行っている場合の診療を担当しております。よって、「かかりつけ医」からのFAX予約による完全予約制としておりますのでご理解・ご了承ください。

なお、「かかりつけ医」がいらっしゃらない方は、当院「患者支援センター」にご相談ください。

地域医療

参考:厚生労働省HPより