海部病院は、南海トラフの巨大地震による大津波に備えるため、現在、高台への移転改築工事を進めています。
新病院は、現病院から西へ約500m離れた高台(海抜約15.6m)に、鉄筋コンクリート造6階建ての免震構造で、屋上にヘリポートや太陽光発電設備を整備します。
「平常時」には、快適な療養環境の提供、ドクターヘリの運航により救急医療の強化を図るとともに、将来の地域医療を担う若手医師の研究や研修の拠点となる「地域医療研究センター」を備えた「県南地域の医療の拠点」を目指します。
また「災害時」には、4階病棟を被災患者を受け入れる「災害病棟」として運用するほか、屋上部分を自衛隊や海上保安庁の救難ヘリが離発着可能なヘリポートとして使用できる「立体駐車場」を併設するなど、県南地域の皆様の命を守る「先端災害医療拠点」として、平常時・災害時のリバーシブルな機能の充実・強化を図ります。
新・徳島県立海部病院平成29年4月8日(月)開院!
新病院の開院を記念して、パンフレットを作成しましたので、ご覧ください。