患者さんは、病気や治療の影響でからだの抵抗力が弱っている場合がよくあります。 院内感染の多くは、菌やウイルスがついた手や物品を介して拡がる接触感染です。 インフルエンザは、飛沫(しぶき)による飛沫感染です。 職員は、感染予防のために手指消毒(アルコール)や手洗い、マスク、手袋、エプロンなどを着用しています。
患者のみなさんも、病室の出入りの際は手指消毒剤(アルコール)のご利用や、食事の前、トイレの後は石けんによる手洗いをお願いします。 また、咳や発熱、風邪症状のある方はマスク(咳エチケット)をお願いします。
職員が、患者さんに使用した注射針や鋭利な器材でケガをしたり、眼に血液が入ったりすることがあります。 B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、HIVなどの感染症は、血液などを介して感染するおそれがあり、職員への迅速な予防措置が必要です。 緊急で行う患者さんの感染症(B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、HIV)を確認するための血液検査に、ご協力をお願いします。 検査実施時には患者さんにご説明し、検査結果は個人情報保護を遵守して患者さんにご報告いたします。この検査の費用は病院が負担いたします。
なお、手術や検査中の麻酔や鎮静等などにより、検査時にご説明ができない場合は、事後になることをご了承ください。 ご了承がいただけない場合は、あらかじめスタッフまでお申し出ください。ご協力をお願いいたします。
入院患者さんの寝具等は病院で用意したものを使用していただきます。