通常、臨床研究は文書もしくは口頭で説明を行い、患者さんからの同意(インフォームドコンセント)を得て行われます。これを「オプトイン」といいます。
同意には主として「文書による同意」と「口頭による同意」がありますが、臨床研究に関わる同意は、文書による同意を基本とします。
臨床研究のうち、観察研究(対象となる患者さんの診療データのみを匿名化して用いる研究)においては、患者さんに対して研究を目的とした積極的な侵襲や介入がないため、国が定めた倫理指針に基づき、必ずしも対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得る必要はないとされていますが、研究の目的を含めて、「研究の実施についての情報を通知または公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障することが必要」とされており、このような手法を「オプトアウト」といいます。
オプトアウトを用いた臨床研究以下のとおりです。患者さんご自身のデータが使用されることを望まれない場合やご不明な点がございましたら、お手数ですが研究責任者までお知らせください。
| 研究名 | 研究責任者 所属 | 研究責任者 氏名 |
|---|---|---|
| 人工関節置換術における手術支援機器によるデータ収集および解析 | 高度先進関節脊椎センター | 新田 晃弘 |
| 国内外の後天性の血友病を含む出血性疾患のゲノム解析を含まない調査研究 | 医療局 | 尾崎 修治 |
| 当院の新規透析監視装置(DCS-200Si)導入による血液透析回路アーチループの性能比較報告 | 医療技術局 | 大林 秀太 |