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平成29年度 市民公開講座を開催しました。

平成29年11月12日(日)、三好病院外来棟2階多目的ホールにおいて、今年度3回目の市民公開講座を開催しました。「認知症 医療の限界、ケアの可能性」と題して、敦賀温泉病院、海上寮療養所、千葉大学医学部付属病院地域医療連携部 特任准教授上野秀樹 先生にご講演をいただきました。上野先生は、訪問精神科医としても活躍され、認知症の医学的なお話しから、認知症になっても生きいきと幸せに暮らせるための社会のありかたを教えて下さいました。
”誰でも高齢になれば認知症になる可能性があります。しかし、認知症を恐れても上手くいきません。むしろ、周囲との人間関係を維持していくことが大切です。人から必要とされ、自分が役に立つという体験が出来る環境があることが生きがいや生きる意味のある生活となり、幸せに暮らせるポイントです。一人ひとり皆「代わり」」のきかない、かけがえのない人です。「信頼」や「お互い様」の心を普段から持つようにすることで住みやすい場所になるでしょう”とお話しされました。

市民公開講座(H29年11月12日)「認知症医療の限界、ケアの可能性」の様子

今後も、皆様のご意見やご感想をいただき、わかりやすく役に立つ講座を開催していきたいと考えています。市民の皆様、ご参加いただき誠にありがとうございました。

医学教育センター