病院内のスタッフの褥瘡治療・予防ケアと排尿ケアに対する知識と技術の向上のために活動しています。
入院時に褥瘡発生要因を把握し、褥瘡予防ケアが行えるように努めています。入院時に褥瘡を保有している患者さんには多職種で関わり褥瘡の改善・治療に向けてケアを行っています。
また、感染や排尿自立の観点より尿道留置カテーテルが早期に抜去できるように、排尿ケアチームでの活動を行っています。
毎週木曜日に褥瘡回診、排尿ケアチームのラウンドとカンファレンスを行っています。月に1度、委員会を開催し、体圧分散寝具の管理・整備を行っています。年間4回、委員会主催で創傷・ストーマ・排尿ケア関連の研修会を開催しています。
年齢を重ねると皮膚は脆弱になり、排尿障害も生じやすくなります。患者さんと家族の方の生活の質を低下させないよう早期にチーム介入を行っていきたいと思います。
褥瘡ケアは、継続することがもっとも重要です。退院後も継続できるような褥瘡予防・治療ケアを一緒に考えていきましょう。
排泄は、羞恥心を伴うため排尿障害はなかなか相談しにくいとは思います。しかし、日常生活の中で排泄行動は大きな割合を占めており健康寿命にも関わってきます。
できる限り排泄行動が自立できるようお手伝いいたします。