抗菌薬の飲み薬や注射薬が、患者さんの病状に合わせて適切に使用されているか、モニタリングを行います。これをふまえて、主治医を含む医療チームに、抗菌薬の使用について提案します。また、主治医から感染症の治療方針について相談を受けることもあります。
平成30年度から活動を開始し、現在は毎週木曜日にチームカンファレンスを行っています。令和2年度にチームが介入した患者数は、39名でした。
これからも、感染症の治療に貢献できるよう取り組みます。
医師の指示に従わず、よくなったと思って抗菌薬を飲むのをやめたり、残った薬をとっておいて、ご自分の判断で飲んだりしている方が、ときどきいます。これは、病気がよくならないだけではなく、抗菌薬が効かない耐性菌を生み出すことにもつながります。
抗菌薬は様々な感染症の治療に欠かせないものです。抗菌薬を処方されたときは、必ず医師の指示に従い、用法・用量を守って正しく服用してください。