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診療科・部門

安全管理 - 活動内容

具体的な活動内容としては、医療事故の発生を未然に防ぎ、再発を予防し、より質の高い医療サービスを提供するために、次の業務を所掌しています。

  1. インシデント・アクシデント(以下「インシデント等」という)の発生時における情報収集及びその全容把握を行います。
  2. インシデント等の原因・要因の分析
  3. インシデント等に係る問題点の検討及び改善策の検討
  4. インシデント等に係る職員への情報提供及び再発防止のための啓発
  5. 医療事故防止のためのマニュアルの作成・改正
  6. 医療事故の処理に関すること
  7. 患者からのご意見やクレームへの対応
  8. 医療安全に関する職員への研修
  9. その他医療安全を推進する上で必要と認められる事項

また、これら業務が全院的な広がりをもって推進していくために医療安全管理委員会の下に、各部署の医療安全対策を推進するための中核となる者で構成されたセーフティ・マネージメントチーム (ME機器の取り扱いに関する教育や指導を含めての業務としています。)を設置し、 医療安全に関する細部にわたる事項を検討、実践を図ることとしています。

具体的な医療安全活動

医療安全担当・安全カンファレンス

  • インシデント・アクシデント事案の収集・分析・対応策の検討

院内ラウンド

  • 院内ラウンドによる安全点検や現場で個別指導

ヒヤリ・ハット報告会

  • ヒヤリ・ハットの周知・啓発を図るため報告会の開催

医療安全研修等

  • 医療安全に関する職員研修、医療安全センター通信等情報発信

医療安全ラウンドの実施

毎月、「26日を医療安全点検の日」としてラウンドをしています。テーマを決めて、医師、看護師、事務、各部門から職員が参加しています。ラウンド結果をヒヤリ・ハット等報告会で報告して注意喚起しています。

安全管理 - 活動内容
安全管理 - 活動内容
安全管理 - 活動内容

ヒヤリ・ハット報告会

毎月1回昼休みに30分間、ヒヤリ・ハット報告会を開催しています。多職種が参加し、事例の共有と対策の周知をしています。

医療安全研修

医療安全研修についても、職員の積極的な参加を呼びかけて、 医療安全に関する意識向上を図り、事故防止について意識啓発を行っています。

【主な内容】

  • 新規採用者・転勤者対象の医療安全研修(病院の医療安全体制やインシデント・アクシデント報告状況など)
  • 委託業者対象の医療安全研修(業務を行う上での安全について)
  • チームステップス研修part1・part2(チームワーク向上へのコミュニケーションを学ぶ)
  • RCA分析(根本原因分析)勉強会(事例分析手法を学ぶ)
  • 医療技術局講師による安全研修(薬剤師・放射線技師・検査技師・管理栄養士・理学療法士などが講師となり、安全な業務を行うための手法や注意点を学ぶ)
  • 医療安全想定訓練(年1回定期的に開催し、事例発生時の初期対応および組織としての対応を学ぶ)
安全管理 - 活動内容
安全管理 - 活動内容
安全管理 - 活動内容

情報の発信と共有

  • 医療安全センター通信の発行(病院で発生しているインシデント・アクシデントの状況報告、医療安全に向けての取り組みを紹介。医療安全の手法紹介など)
  • 医療安全情報の発信(日本医療機能評価機構から提供される情報の院内周知、他施設で発生した医療ニュースを紹介し注意喚起)