講義では、褥瘡の分類・褥瘡発生のメカニズム・評価方法・褥瘡リスクアセスメント方法・ハイリスク介入方法などを学びました。また、グループワークでは、事例を基に褥瘡評価を行い、基本的な褥瘡予防ケアの理解を深めました。この研修後には、実際の褥瘡回診見学やレポート作成を行い、褥瘡専任看護師として活躍するために日々頑張っています。
当院では、新人看護師に対してプリセプターを配置し、共に学ぶ体制をとっています。プリセプター研修は、年3回のシリーズ研修です。
1回目は、ワークと講義を交えながら、プリセプターの役割を理解していきます。自分自身のプリセプターとしてのあり方をイメージしながら、指導の方向性や意欲を見いだすことを目標にしています。
2回目は、ケース事例についてロールプレイ方式で、体験しながらプリセプティとの関わりについて考えていきます。
3回目は、この1年の自分の成長を評価し、発表・意見交換を行っています。
1年を振り返り、プリセプターとしての達成感を持つ機会とします。各グループで概念化を行い、プリセプターとしての教訓を話し合い、共有し、今後の実践に繋げています。それぞれに、自分の目指すプリセプター像を見いだすことができています。
看護過程は、アセスメントすることから始まります。今年度は、アセスメント力の強化を行います。「アセスメントの重要性」について十分認識できるように、講義・事例による1人ワーク・グループワークを行いながら、思考を深めていきます。
自己の看護体験を語り、共有することで役割意識や目標意識を持つことができます。看護経験は大きな財産です。そのことを再認識し、さらなる成長に向けて意欲を感じられる研修になっています。
効果的な情報伝達スキルを身につけ、日々の看護実践に役立てることができるよう、SBARを用いた報告の練習やグループワークを行っています。