フライトナースはドクターヘリに搭乗する看護師のことです。フライトドクターと共に病気や怪我の方のところに向かい、治療に携わります。
現在10名のフライトナースがいます。日常は4階病棟、ICU、手術室、救命救急棟など救急看護を主とする病棟で業務をしています。ヘリ当番の日にはフライトスーツを着て、救命救急棟(救急外来)でスタッフと共に働いており、常にトランシーバーを持ち、ホットライン(出動要請)にいつでも対応できるようにしています。
病院の施設内ではなく、救急車内や事故現場で活動するため、限られた医療機材・機器での対応を迫られます。あらゆる状況に対応できるよう、熟練した知識・技術が必要で、常に自己研鑽を行っています。
当院のフライトナースの選考基準は、
ことを基本としています。
現場ではフライトドクターと2人で「患者さんの命を救う」ため、ドクターまかせではなくナース自身も患者さんの病状を考え、必要な処置・ケアを考えていきます。経験年数を経ればなれるのではなく、命の重みを担うことができるかどうか、知識・技術が試されます。