2021年4月よりがん支援が位置づけられ、各種相談のトリアージを行う総合相談と緩和ケア、化学療法が含まれています。
当院外来化学療法は、月曜日から金曜日の週5日年間約4900名の患者さまが、がん化学療法における抗がん剤の点滴や炎症性腸疾患、皮膚疾患に対する生物学的製剤の治療を受けられています。
室内にはリクライニングチェア、ベッドが設置され、テレビを見たり、音楽を聴きながら治療中もゆっくり過ごすことができます。また個々に合わせて、各副作用の症状・徴候・予防・改善方法など説明し、治療中の心配事や悩みに対しての相談も行い、自宅での自己管理に役立てていただけるよう努めています。
治療が安心・安全・効果的に受けられるよう専任の医師、薬剤師、看護師など医療スタッフが連携し、自宅で日常生活や社会生活を送りながら、可能な限り外来通院で治療を継続して受けられるよう支援しています。
今後も患者さま、ご家族のニーズを理解し、つらい状況に寄り添いながら専門的知識・技術の向上に努め質の高い医療を提供したいと考えています。