緩和ケアは、がんと診断された時から始まるといわれています。痛みなど身体面、不安など心理面での援助を行い、安心・納得して療養生活が送れるようお手伝いします。
平井 順子
三木 恵美
地域がん診療拠点病院として、がん治療(手術、抗がん剤治療、放射線治療)を行っています。患者さんやご家族はがん告知、治療の決定や変更、治療による副作用、がんによる体のつらさ(痛みなど)、がん治療の中止、療養場所の選定など、多くの悩みと直面することになります。「今という時間」を大切に、患者さんご家族が、ご自分らしく病気と共に生活できるように、支援しています。内容に応じて、他の専門職(緩和ケアチーム医師、薬剤師、管理栄養士、ソーシャルワーカーなど)へ連携を行っています。
平成26年4月より、緩和ケア看護外来が開設され、面談を行っています。患者さんやご家族が抱えている悩みを、がん告知時や治療の早期から一緒に考え、ご希望を叶えられるようにお手伝いします。