呼吸器疾患は、安定期と増悪期を繰り返すことが多い疾患です。患者さんが療養生活を継続できるよう、呼吸ケアや薬物療法などの指導を行います。
寺田 透
ICUに所属しており、急性期の呼吸器管理と早期からの呼吸器離脱支援を行っています。また呼吸器離脱ができないまま病棟に転棟された方に対しては、RSTで週1回ラウンドを行い多職種で安全面や全身状態の確認を行っています。
特定行為研修終了後は、呼吸器の設定変更や離脱支援、状態把握のための動脈穿刺、気管カニューレの定期交換などを主に行っています。その方の状態に合わせて、タイムリーに特定行為を行えるよう日々自己研鑽に努めています。
呼吸ケアが必要な方に対して、入院中だけでなく退院後や転院後のサポートも行っていきたいと考えています。そのためにも、今後地域の医療従事者の方々と密に連携を図っていく所存です。
高齢化社会に伴い、患者様やそのご家族が求める医療も今後形を変えていくことが予測されます。それら変化に合わせた看護を提供できるよう、より多くのことを学んでいきたいと考えています。