森 尚子
2019年度より、認知症ケアチームの一員として、認知症をもつ入院患者さんのケアに関わらせていただいております。認知症をもつ患者さんが安心できる環境で必要な治療を受けることができるよう、また退院後も地域のなかで本人の望む暮らしを継続することができるよう、多職種と協働しながら支援に努めています。
高齢者は、自分の変化と向き合いながら、(私たちが体験したことのない)未知の世界を力強く生きている方々です。急性期病院という環境のなかでも、ご高齢者の保持している力を今後の暮らしへつなげるためのケアを実現していけるよう、語り等から当事者の体験・想いに寄り添い、研鑽に努めていきたいと思います。