総合診療科は、近年の医療の高度化・細分化の流れの中で、患者を特定臓器に偏った診療をするのではなく、広い視野から全人的に対処することを基本とし、専門診療科との連携を前提としたプライマリ・ケアを行う内科系外来機能を主とした科である。専門医や他職種と綿密に連携をとっていくチーム医療の実践を基本とし、リハビリテーション・予防医学・介護・福祉まで視野に入れた全人的な医療が出来る医師を目指すものである。
従って、あらゆる医療現場で対応できる幅広い臨床能力を備える事は言うに及ばず、患者・家族の心理的・社会的側面にも配慮できる『強くて、優しい医師』であることが必須であり、人間として備えるべき高い道徳心や論理観を持った医師の養成を目的とする。
当科の研修は外来における診療技術(プライマリ・ケア)の習得を主たる目標とする。
上級医と共に総合診療科外来で初診患者を担当する。基本的に外来診療は毎日行い、一人一人の患者に対し上級医とディスカッションをしながら進めていく。
1年目は初診外来のみを担当し、2年目からは必要に応じて再診外来も担当する。
上級医と共に総合診療科入院患者を担当する。
曜日\午前・午後 | 午前 | 午後 |
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月 | 初診外来 病棟教育回診(適宜) | 再診外来 病棟教育回診(適宜) |
火 | 初診外来 病棟教育回診(適宜) | 再診外来 |
水 | 初診外来 病棟教育回診(適宜) | 病棟教育回診(適宜) |
木 | 初診外来 病棟教育回診(適宜) | 再診外来 |
金 | 初診外来 病棟教育回診(適宜) | 病棟教育回診(適宜) |