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麻酔科

一般目標

手術患者の呼吸、循環管理を適切に行うために、麻酔に必要な基本的知識、麻酔技術の基礎、薬剤の基本を習得する。

行動目標

  1. 術前患者の病歴、諸検査結果を理解し、全身状態を評価し判定ができる。
  2. 麻酔器および必要麻酔器具、動脈圧モニターの準備点検ができる。
  3. 麻酔導入に使用する薬剤を指示し、その薬理が説明できる。
  4. 局所麻酔薬の種類、特徴、作用について説明できる。
  5. 麻酔導入においてバックマスクによる確実な気道確保と人工呼吸ができる。
  6. 気管挿管が適切にできる。
  7. 末梢静脈路を確保することができる。
  8. 血液ガス分析結果を解釈し、必要な治療ができる。
  9. 術中患者のモニターすべき項目の理解できる。
  10. 麻酔深度の判断と適切な麻酔維持ができる。
  11. 麻酔および手術侵襲による生体反応を説明できる。
  12. 麻酔記録が正しく記載できる。
  13. 麻酔の覚醒および気管内チューブ抜管時期が判断できる。
  14. 手術室退室の判断ができる。

研修内容

4週間の研修期間内は、出来るだけ多くの麻酔症例を経験し、手術患者的知識と手技を習得する。
特に手術患者の気道管理の重要性を認識する。