6階病棟は、整形外科、消化器内科、形成外科の44床の混合病棟で、主に整形外科の患者さんが入院されています。手術や検査、緊急入院の対応が多く忙しい病棟ですが、スタッフはみんな明るく協力して活気にあふれています。
整形外科は、高齢化に伴い、転倒などの受傷による大腿骨骨折で入院となる患者さんと、人工関節の手術を受ける患者さんが多くなっています。高度先進関節脊椎センターが開設され、膝や股関節の人工関節手術以外にも、腰椎の固定術など最先端の手術が受けられるようになり、腰椎変性すべり症や脊柱管狭窄症などの脊椎疾患の患者さんも増えています。
高齢な入院患者さんが多く、看護師は疾患の知識だけでなく高齢者へのケアやソーシャル的な知識も必要となります。週一度の整形外科カンファレンスでは、個々の患者さんが望む退院後の生活に添えるように、多職種で情報を共有しています。また、リハビリテーション部門と連携を図り、患者さんの全身管理だけでなく、日常生活支援や生活指導も積極的に行っています。今後もより良い支援が行えるよう、チーム医療を推進し、職員一丸となって取り組んでまいります。
個別性を尊重し、思いやりと質の高い看護が提供できるようチームで支援します