外来は8診療科を標榜し、他院や徳島大学から医師を招聘し専門外来を開設しています。地域のニーズに応え、もの忘れ外来、禁煙外来、化学療法を行っています。また、救急外来を併設し、24時間体制で救急対応を行っています。
手術室は、外科・整形外科手術を行い、内視鏡室では、胃カメラ、大腸カメラ、気管支カメラのスクリーニングを主に行っています。外来スタッフ一同は、医師とともに外来通院される患者さんの自立に向けて全力で支援しています。
4階病棟は、令和元年7月に地域包括ケア病棟となりました。地域包括ケア病棟では急性期治療をほぼ終了した患者さんが、住み慣れた自宅や施設に退院出来るように、リハビリや日常生活の援助を行い、ADLの維持・向上に努めています。また地域連携担当と連携を図りながら、多職種カンファレンスを定期的に行い、患者さんやご家族の意向をお聞きし、できる限り患者さんが希望する退院が出来るように、そして退院後の生活に困らないように多職種と協働して退院支援も行っています。
毎週金曜日の午後には、高齢患者さんや認知症患者さんを対象にデイケアも実施しており、楽しそうな患者さんの笑顔が溢れる病棟です。
5階病棟は、内科・脳神経外科・整形外科・外科といろいろな科の患者さんが入院されています。急性期病棟で、人工呼吸器管理や手術など集中治療が必要な患者さんも多く入院され、感染病床、結核病床も有しています。
摂食嚥下障害看護認定看護師と歯科衛生士、言語聴覚士との協働により「お口の健康」を大切にしたケアを提供し、理学療法士・作業療法士の入院早期からの介入により、患者さんのADL維持・向上にチーム全体で取り組んでいます。
また、入院中や退院に向けての不安を解消し、安心して入院前の生活に戻れるように、地域連携担当と連携を図りながら支援させていただいております。
地域連携担当は、地域の医療機関との連携、退院支援・退院調整、訪問医療、医療福祉に関する各種相談等をおこなっています。地域性から、高齢者のみの世帯、独居世帯等の患者さんが多く、在宅、施設に不安なく、スムーズに退院できるように、地域の社会資源、特にケアマネージャーとの協働による連携強化に努めております。
また、「住み慣れた地域でその人らしく最期まで生活できる」よう訪問看護にも力を入れ、在宅看取りにも積極的に取り組んでいます。詳細は地域医療センターのページをご覧ください。
当院では平成21年から、ご自宅への訪問看護を行っています。
住み慣れたご自宅で安心して生活していただけるようサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
ご自宅に医師、看護師がお伺いして体温や血圧などを測定し、病状の安定を図るよう看護を行います。
また、器械や薬の管理、相談もお応えします。
医師が訪問看護を認めた患者さんが対象となります。詳しくはご相談ください。