臨床工学技士

生命維持管理装置の操作及び保守点検を行っています。
具体的には、人工呼吸器や人工心肺装置、血液浄化装置といった医療機器の操作・管理業務、心臓カテーテル業務、手術室業務などに携わり、病院を陰ながら支えています。
臨床工学技士は生命維持管理装置を通じて患者と関わり、医療の安全確保をするという重大な仕事を任されています。

医療機器は日々進化し、高度・複雑化しています。そのため、我々臨床工学技士も新しい知識や技術を習得しなければなりませんが、そのような高度な医療機器を自ら操作できるところに魅力を感じます。実際に県立三好病院には高度先進関節脊椎センターが設けられ、国内でも数少ない医療機器が導入されています。他の施設に比べて高度な整形外科の手術に関わることができ、とてもやりがいを感じています。

臨床工学技士は他の医療職と比較して歴史が浅く、認知度もあまり高くない職種と言われています。ですが、医療機器の進歩に伴い医療現場での臨床工学技士の果たす役割が高まり、今後更なる活躍が期待されています。県立病院では様々な症例を経験でき、講習会にも積極的に参加可能であり自身のスキルアップを図ることが出来ます。少しでも多くの人を助けたい、高度な治療に携わりたいと思っている方は、私たちとチーム医療の一員として働いてみませんか？