三好病院の職員が撮影した徳島県西部の写真を掲載していきます。
民謡「祖谷の粉ひき節」にも歌われるかずら橋は、平家一族が追っ手から逃れるために、いつでも切り離せるようにと、シラクチカズラという植物で造ったといわれる。今では、3年に一度、安全に架け替えられているが、10数メートル下の渓流を望めるので、何とも言えないスリルを味わえる。国指定重要有形民俗文化財。
でこまわしは、ほどいも(じゃがいも)、豆腐、こんにゃくを竹串に刺し、みそだれをつけて炭火で焼く田楽(でんがく)。回しながら焼くようすが「でこ(人形)」に似ているので、この名がついた。清流でとれた鮎やアメゴの塩焼きは、渓谷の地ならではの逸品。