年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	－	14	26	27	87	164	404	754	838	354

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術等	27	5.07	4.59	7.41	71.67
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など）腹腔鏡下胆嚢摘出術等	22	5.09	6.07	0.0	62.41
060335xx02000x	胆嚢炎等　腹腔鏡下胆嚢摘出術等	16	7.06	6.93	6.25	76.88
060210xx99000x	ヘルニアの記載のない腸閉塞	13	12.00	9.00	0.0	76.77
060150xx03xxxx	急性虫垂炎　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの　手術あり	13	5.62	5.32	7.69	52.00

外科の入院は鼠径ヘルニア（いわゆる脱腸）の手術目的の症例が多いです。
ついで胆石症の手術患者が多くなっています。同じ胆嚢摘出術を行う場合でも急性胆嚢炎は緊急手術の対象であり、腸閉塞や急性虫垂炎とともに外科での緊急入院の多くを占めています。
これらの良性の病気以外に胃や大腸のがん、乳がん、肺がんなど、がん治療も幅広く取り組んでいます。
（患者数が10未満の項目については、『-』で表示しています。）

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍　手術なし　化学療法あり	14	5.43	8.60	0.0	73.57
040040xx9909xx	肺の悪性腫瘍　化学療法あり（二ボルマブ、ペムブロリズマブ等）	-	-	10.18	-	-
0400801499x002	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）A-DROPスコア２	-	-	16.19	-	-
0400801499x003	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）A-DROPスコア３	-	-	17.79	-	-
040110xxxxx0xx	間質性肺炎	-	-	18.57	-	-

呼吸器内科では、肺癌に対する化学療法導入は、初回は入院して副反応の確認をしております。遠方の患者さんで外来での化学療法が困難な方も短期間の入院として対応しています。また、高齢者の市中肺炎に対する治療をはじめとして、肺炎や慢性閉塞性肺疾患の診断・治療など幅広い症例に対応しています。
（患者数が１０未満の項目については、『-』で表示しています。）

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050050xx9910x0	狭心症、慢性虚血性心疾患　心臓カテーテル検査あり	74	2.27	3.04	0.0	72.24
050130xx9900x0	心不全	35	27.46	17.54	22.86	86.63
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈ステント留置術等	35	4.00	4.26	0.0	69.29
050210xx97000x	徐脈性不整脈　ペースメーカー移植術・交換術等	21	11.14	9.89	4.76	84.86
050050xx9920x0	狭心症、慢性虚血性心疾患　心臓カテーテル検査＋血管内超音波検査等	13	3.00	3.22	0.0	73.31

循環器内科の入院症例は、狭心症に対して心臓カテーテル検査・ステント治療を実施する症例が上位となっております。
DPC分類では細分化され上記の表には一部しか表示されておりませんが、心臓カテーテル検査は、約１６０件を実施しています。
また、予定外・救急の症例として急性心不全の治療を行う症例も多くなっております。
その他、ペースメーカーの移植・交換など幅広い症例の診断・治療に対応しております。
（患者数が１０未満の項目については、『-』で表示しています。）

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎内視鏡的胆道結石除去術等	61	11.00	8.94	11.48	81.2
060060xx9710xx	胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍　内視鏡的胆道ステント留置術等	13	10.92	12.28	7.69	86.2
060140xx97x0xx	胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄（穿孔を伴わないもの）　内視鏡的消化管止血術	12	12.00	10.88	8.33	79.3
060210xx99000x	ヘルニアの記載のない腸閉塞	12	10.17	9.00	0.0	69.0
060300xx97100x	食道静脈瘤　内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術等	11	12.27	11.43	0.0	58.0

消化器内科では、胆管結石に対しての内視鏡治療の症例が最も多くなっております。
胃十二指腸潰瘍などに対する内視鏡的消化管止血術や食道静脈瘤の入院症例も多くなっております。
（患者数が１０未満の項目については、『-』で表示しています。）

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折　骨折観血的手術（大腿）、人工骨頭挿入術等	113	25.81	26.42	83.19	84.7
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）、人工関節再置換術等	86	23.84	22.44	61.63	77.2
160760xx97xx0x	前腕の骨折、関節内骨折観血的手術等	39	5.82	4.86	10.26	69.4
07040xxx01xxxx	変形性股関節症等　人工関節置換術（股）等	26	26.73	20.14	61.54	71.3
070343xx97x0xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）、脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術等	22	16.59	15.60	45.45	76.4

整形外科の入院症例は外傷が多く、当院で転院率が最も高い診療科です。転院に際して地域の医療機関としっかりとした連携が図れていると考えております。中でも大腿骨骨折に対して人工骨頭挿入術など手術の実施症例が最も多くなっております
DPC分類では細分化され上記の表には一部しか表示されておりませんが、脊椎に関する症例は約１００件と多くなっています。
令和2年度より高度先進関節脊椎センターが開設され、人工関節置換術（膝、股）や脊椎手術などの多くの症例を受け入れています。
（患者数が１０未満の項目については、『-』で表示しています。）

総合診療科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
180030xxxxxx0x	その他の感染症（真菌を除く。）	91	14.68	9.48	18.68	80.3
050210xx9901xx	徐脈性不整脈	42	1.00	8.90	0.0	79.1
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症	31	13.39	13.61	16.13	81.9
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎	24	25.88	21.11	45.83	85.5
050130xx9900x0	心不全	13	20.31	17.54	15.38	82.5

総合診療科では、その他の感染症（真菌を除く。）の症例が最も多くなっております。総合診療科は、幅広い医療を提供することを目的とし、必要に応じて専門診療科と連携をとりながら医療を提供しております。
（患者数が１０未満の項目については、『-』で表示しています。）

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010230xx99x00x	てんかん	24	10.17	7.33	25.00	72.8
160100xx97x00x	外傷性慢性硬膜下血腫等、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等	24	12.79	10.14	16.67	78.4
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）、エダラボン	20	15.55	15.97	45.00	76.6
010070xx9910xx	脳血管障害、脳血管造影等	14	3.07	3.23	0.0	74.5
010060x2990201	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）	12	15.17	16.01	58.33	69.3

てんかん、頭部外傷や脳梗塞などの入院症例が多くなっています。
DPC分類では細分化され上記の表には一部しか表示されておりませんが、
脳神経外科の令和４年度の疾患別入院数は、脳卒中が１６５症例で、その内訳は脳梗塞１２１症例、脳内出血３４症例、くも膜下出血１０例となっています。ついで頭部外傷３４症例、慢性硬膜下血腫２９症例、てんかん２９症例、脳腫瘍１７症例、神経難病など１４症例となっています。
当院の救命救急センターでは、脳血管疾患、頭部外傷の患者様が多く搬送されており、２４時間診療に対応しております。
脳梗塞に対しては、急性期血栓溶解療法（t-PA療法）ならびに血栓回収療法などの治療を積極的に行っております。

（患者数が１０未満の項目については、『-』で表示しています。）

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110200xx02xxxx	前立腺肥大症等、経尿道的前立腺手術等	23	6.65	7.82	4.35	75.0
11012xxx02xx0x	上部尿路疾患、経尿道的尿路結石除去術等	22	3.91	5.29	0.0	61.5
110070xx03x0xx	膀胱腫瘍、膀胱悪性腫瘍手術等	15	6.67	6.85	6.67	79.5
110280xx02x00x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全、末梢動静脈瘻造設術　内シャント造設術等	-	-	7.59	-	-
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症	-	-	13.61	-	-

泌尿器科では、前立腺肥大症に対する手術症例が最も多く、次いで尿路結石に対する手術症例、膀胱癌などの悪性腫瘍に対する手術症例の順となっております。
また、前立腺癌に対する前立腺生検のための検査入院や、水腎症等に対する経尿道的尿管ステント留置術の診断・治療もおこなっております。
（患者数が１０未満の項目については、『-』で表示しています。）

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	-	-	-	11	-	-	1	8
大腸癌	-	-	18	10	-	26	1	8
乳癌	-	-	-	-	-	-	1	8
肺癌	10	-	-	24	-	33	1	8
肝癌	-	-	-	-	-	-	1	8

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	35	20.20	82.09
重症	27	22.44	84.59
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
-	100	22.26	77.80	49.00

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	38	1.11	3.82	2.63	68.50
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	22	1.00	2.32	0.00	70.73
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	14	6.21	14.71	28.57	74.29
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの	13	0.85	3.77	7.69	52.00
K4765	乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施しないもの	-	-	-	-	-

上記患者数に比例して腹腔鏡下胆嚢摘出術が最も多く行っている手術です。次いで鼠径ヘルニア手術でした。
がん手術では大腸がんに対する結腸悪性腫瘍手術が最多です。
いずれも腹腔鏡手術を基本とし負担の少ない手術を心掛けています。
最近は乳がん症例が増えており、抗がん剤、手術、放射線を組み合わせて治療を行っています。
（患者数が１０未満の項目については、『-』で表示しています。）

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの	20	0.65	3.30	5.00	68.75
K5972	ペースメーカー移植術　経静脈電極の場合	14	0.86	10.64	7.14	83.36
K5463	経皮的冠動脈形成術　その他のもの	12	2.83	2.08	0.0	70.50
K597-2	ペースメーカー交換術	-	-	-	-	-
K5462	経皮的冠動脈形成術　不安定狭心症に対するもの	-	-	-	-	-

循環器内科の手術は、狭心症に対する待機的な経皮的冠動脈ステント留置術が最も多くなっております。
ステント留置術は、急性心筋梗塞や狭心症の緊急症例にも対応しております。
経皮的冠動脈形成術・ステント留置術は年間で５０症例以上実施しています。
ペースメーカー移植・交換に関しても対応しております。
（患者数が１０未満の項目については、『-』で表示しています。）

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	52	1.33	12.21	21.15	82.48
K654	内視鏡的消化管止血術	22	0.41	20.09	4.55	79.45
K6871	内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみ）	12	1.58	9.58	8.33	82.92
K6872	内視鏡的乳頭切開術（胆道砕石術を伴う）	10	2.10	7.60	0.0	85.80
K533-2	内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術	-	-	-	-	-

消化器内科の手術は、消化管の狭窄病変に対する内視鏡的胆道ステント留置術が最も多くなっております。その他にも、予定外の消化管出血に対する内視鏡的止血術、総胆管結石による通過障害や乳頭狭窄などに対する内視鏡的乳頭切開術など幅広く内視鏡治療を行っております。
（患者数が１０未満の項目については、『-』で表示しています。）

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0821	人工関節置換術（膝）	115	1.33	22.31	61.74	75.57
K0461	骨折観血的手術（大腿）	75	2.35	20.12	77.33	82.27
K0811	人工骨頭挿入術（股）	48	3.83	22.83	81.25	82.38
K0462	骨折観血的手術（下腿）	36	2.58	13.00	50.00	68.11
K1425	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（椎弓切除）	26	1.19	15.15	46.15	74.81

整形外科の手術は人工関節置換術の症例や大腿骨骨折に対する観血的手術が多くなっています。
表には、５位にK1425椎弓切除術しか表示されていませんが、脊椎に関する手術は約１００症例行われています。
令和2年度より高度先進関節脊椎センターが開設され、多くの手術に対応しています。
（患者数が１０未満の項目については、『-』で表示しています。）

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	21	1.29	11.95	14.29	79.67
K6092	動脈血栓内膜摘出術（内頸動脈）	11	3.36	17.09	27.27	71.91
K178-4	経皮的脳血栓回収術	-	-	-	-	-
K1643	頭蓋内血腫除去術（開頭）（脳内）	-	-	-	-	-
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	-	-	-	-	-

脳神経外科の手術は、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術が最も多くなっております。
当院では、高齢者の主幹動脈閉塞疾患患者が多く、内頸動脈の狭窄に対する動脈血栓内膜摘出術を実施し、脳梗塞の予防にも取り組んでおります。
（患者数が１０未満の項目については、『-』で表示しています。）

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　電解質溶液利用のもの	22	1.14	4.41	4.55	77.23
K841-21	経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術　ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの	22	1.23	4.41	4.55	74.55
K7811	経尿道的尿路結石除去術　レーザーによるもの	22	1.00	1.91	0.00	61.45
K6121ｲ	末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純）	-	-	-	-	-
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	-	-	-	-	-

泌尿器科の手術は、悪性疾患に対する手術として、膀胱悪性腫瘍に対する経尿道的膀胱悪性腫瘍手術(電解質溶液利用のもの)、前立腺肥大症に対する経尿道的レーザー前立腺切除術(HoLEP)、上部尿路結石症への経尿道的尿路結石除去術の症例数が多くなっています。
経尿道的尿管ステント留置術、末期腎不全患者への内シャント造設術も行っております。
また、腎悪性腫瘍や腎盂・尿管悪性腫瘍に対する腹腔鏡下腎尿管悪性腫瘍手術も積極的に行っております。
良性疾患だけでなく、悪性腫瘍の手術も幅広く対応しております。
（患者数が１０未満の項目については、『-』で表示しています。）

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	-	-
180010	敗血症	同一	18	0.67
180010	敗血症	異なる	11	0.41
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	14	0.52
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

令和４年度 徳島県立三好病院 病院指標

令和４年度徳島県立三好病院病院指標