令和2年度 徳島県立三好病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 14 39 39 62 103 171 547 808 901 447
60歳以上の退院患者の割合が全体の86%以上を占めております。
退院患者全体は、令和元年度と比較して減少しており、高齢層の患者数が減少し、若年層の患者数が僅かに増加しております。
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診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 30 5.43 4.86 0.00 74.27
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、 亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし  定義副傷病 なし 18 17.17 16.19 22.22 77.67
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 13 6.62 6.41 0.00 68.15
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 10 10.90 9.08 20.00 79.20
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 7.23 - -
外科の入院症例は、鼠径ヘルニアに対する手術症例が最も多くなっております。
その他、胆のう結石手術、イレウスの治療など予定外・救急の症例への対応が上位を占めております。
また、大腸や肺などのがんの手術にも幅広く対応しております。
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緩和ケア科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし  手術・処置等2 なし - - 13.30 - -
060035xx99x0xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし  手術・処置等2 なし - - 8.33 - -
060020xx99x0xx 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし - - 10.73 - -
06007xxx9900xx 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし  手術・処置等2 なし - - 11.24 - -
060050xx99000x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし  手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし  定義副傷病 なし - - 8.65 - -
緩和ケア内科の入院症例は、がん全般に関する緩和治療症例となっております。
がん患者さんに寄り添い、やすらぎを大切にした緩和治療を行う。を理念に、痛み、吐き気、息苦しさなど様々なつらい「身体的苦痛」の緩和のみでなく、ご家族も含めた「精神的・社会的・霊的苦痛」も和らげるケアにも取り組んでおり、患者様とご家族が出来る限り安らかに過ごせるように尽力しております。
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眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 32 2.03 2.76 0.00 79.09
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 - - 4.95 - -
020290xx97xxxx 涙器の疾患 手術あり - - 4.78 - -
眼科の入院診療の主は白内障手術となっております。その他、当院だけでは対応できない症例に関しては徳島県立中央病院や徳島大学病院と連携をしながら診療を行っております。
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形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり - - 7.20 - -
080250xx9701xx 褥瘡潰瘍 手術あり 手術・処置等1 なし  手術・処置等2 あり - - 45.88 - -
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり - - 6.27 - -
形成外科では、皮膚癌などの悪性腫瘍や皮膚の良性腫瘍に対する手術摘除や褥瘡や糖尿病の壊疽等に対する治療を行っております。
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呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア2 23 17.57 15.71 13.04 87.22
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし  手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 22 6.50 9.42 0.00 70.36
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 21 25.33 20.51 42.86 86.24
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 11 33.82 18.61 18.18 71.45
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア1 - - 13.93 - -
呼吸器内科では、高齢者の市中肺炎に対する治療をはじめとして、肺炎が入院症例の多くを占めております。また、その他の症例として肺癌に対する化学療法や慢性閉塞性肺疾患の診断・治療など幅広い症例に対応しております。
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産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120140xxxxxxxx 流産 - - 2.42 - -
060250xx97xxxx 尖圭コンジローム 手術あり - - 3.31 - -
120100xx99xxxx 子宮内膜症 手術なし - - 5.60 - -
120110xx99xxxx 子宮・子宮附属器の炎症性疾患 手術なし - - 8.32 - -
120165xx99xxxx 妊娠合併症等 手術なし - - 11.19 - -
産婦人科の入院診療では流産手術の入院症例が最も多くなっております。婦人科領域の腫瘍の手術や化学療法の診療も行っております。その他、産科領域での分娩は休止となっておりますが、妊娠合併症などの診療や妊婦健診、産後1ヶ月検診など幅広く診療を行っております。
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耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 20 6.15 4.94 0.00 63.85
030428xxxxxxxx 突発性難聴 - - 8.81 - -
03001xxx97x0xx 頭頸部悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし - - 10.55 - -
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし - - 5.63 - -
030380xxxxxxxx 鼻出血 - - 5.37 - -
耳鼻咽喉科の入院診療は前庭機能障害の症例が最も多くなっており、次いで、突発性難聴の症例が多くなっております。
令和2年度は、常勤医1名、診療応援医師1名による診察が始まり、入院が可能となっていたため、令和元年度と比較し、入院症例が増加しております。
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循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし  手術・処置等2 なし 80 13.68 17.23 21.25 82.79
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし  手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 79 2.49 3.07 1.27 73.05
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等  手術・処置等1 なし、1、2あり 手術・処置等2 なし 61 4.02 4.44 0.00 71.43
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞  その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり  手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 24 11.00 12.09 4.17 68.04
050130xx9901xx 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし  手術・処置等2 1あり 23 18.57 18.64 26.09 77.35
循環器内科の入院症例は、狭心症に対して心臓カテーテル検査・ステント治療を実施する症例が上位となっております。また、予定外・救急の症例として急性心不全の治療を行う症例も多くなっております。
その他、ペースメーカーの移植・交換など幅広い症例の診断・治療に対応しております。
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消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等  手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 65 9.69 9.53 13.85 78.60
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 15 6.00 9.08 0.00 76.33
060140xx97x0xx 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 14 13.14 10.83 28.57 77.93
060300xx97100x 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) その他の手術あり  手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし  定義副傷病 なし 13 10.62 12.23 7.69 67.54
060350xx99x00x 急性膵炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 13 9.69 10.78 23.08 65.08
消化器内科では、胆管結石に対しての内視鏡治療の症例が最も多くなっております。
令和元年度最も多かった大腸ポリープ・早期大腸癌に対する内規鏡的切除術(EMR)が日帰り手術となったため、大腸ポリープや胃・大腸の早期癌に対する内視鏡手術の入院症例が、昨年度と比較して大きく減少しております。
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整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 131 23.27 25.09 79.39 84.20
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 70 24.00 23.36 64.29 78.97
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 51 4.49 5.18 11.76 64.53
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、 膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 23 19.43 18.74 82.61 65.09
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎  その他の手術あり 手術・処置等2 なし 20 18.90 16.10 70.00 73.20
整形外科の入院症例は外傷が多く、当院で転院率が最も高い診療科です。中でも大腿骨骨折に対して人工骨頭挿入術など手術の実施症例が最も多くなっております。これらの症例における当院の平均在院日数は、全国平均と比較して約2日程度短く、転院に際して地域の医療機関としっかりとした連携が図れていると考えております。
また、令和2年度より高度先進関節脊椎センターが開設され、令和元年度と比較して人工関節置換術(膝、股)の入院症例が増加しております。
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総合診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
180030xxxxxx0x その他の感染症(真菌を除く。) 定義副傷病 なし 61 18.38 10.76 22.95 56.49
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 38 11.55 13.00 18.42 86.24
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 29 16.41 20.51 24.14 83.83
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 なし 12 14.33 19.20 33.33 85.83
180030xxxxxx1x その他の感染症(真菌を除く。) 定義副傷病 あり - - 21.45 - -
総合診療科では、コロナウイルス感染症の影響により、その他の感染症(真菌を除く。)の症例が最も多くなっております。総合診療科は、幅広い医療を提供することを目的とし、必要に応じて専門診療科と連携をとりながら医療を提供しております。
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脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 29 5.86 7.48 10.34 71.17
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 27 13.00 15.64 29.63 74.56
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり  手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 24 7.67 9.68 37.50 80.33
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし  手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 18 16.67 18.86 72.22 74.67
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 17 13.88 15.54 52.94 76.41
脳神経外科では、てんかん、脳梗塞や頭部外傷などの入院症例が上位を占めています。当院の救命救急センターでは、脳血管疾患、頭部外傷の患者様が多く搬送されており、24時間診療に対応しております。脳梗塞に対しては、急性期血栓溶解療法(t-PA療法)ならびに血栓回収療法などの治療を積極的に行っております。
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泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 25 3.88 5.67 0.00 57.96
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 23 2.13 2.54 0.00 75.13
110420xx02xx0x 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等  定義副傷病 なし 16 3.63 4.13 0.00 83.81
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし 10 10.10 7.13 0.00 73.90
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし  定義副傷病 なし - - 8.15 - -
泌尿器科では、尿路結石に対する手術症例が最も多くなっております。また、前立腺癌に対する前立腺生検のための検査入院、前立腺癌や膀胱癌などの悪性腫瘍に対する手術、水腎症等に対する経尿道的尿管ステント留置術の症例が多くなっております。
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初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - 15 1 8
大腸癌 11 - 20 17 - 42 1 8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 - - - 22 - 43 1 8
肝癌 - - - - - 13 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院は地域がん診療病院の指定を受け、がん治療を積極的に行っております。
当院は緩和ケア内科を標榜しているため、ステージが進行している症状や再発の症例が多い傾向にあります。
がん治療については、胃や大腸の早期がんに対して内視鏡治療、手術療法では低侵襲である腹腔鏡や胸腔鏡手術を積極的に行っております。上記治療に加え、必要に応じて化学療法や放射線治療を行うなど集学的治療にも対応しております。
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成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 66 19.38 83.00
重症 22 25.55 81.27
超重症 10 26.20 88.60
不明 - - -
成人市中肺炎とは、成人が日常生活の中で発症した肺炎のことをいいます。
当院では、中等症、重症の患者様が最も多く、全体の85%を占めており、重症度が高くなるほど、平均在院日数が長くなる傾向となっております。
当院では、軽症から重症の患者様まで幅広く肺炎の治療に対応しております。
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脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 122 15.52 76.81 41.41
その他 - - - -
当院の脳梗塞の患者数は当院脳神経外科症例の約3分の1を占めております。
急性期の脳梗塞に対応する治療では、血管に詰まった血栓を溶かし、脳への血流を早期に回復させるt-PA(アルテプラーゼ静脈療法)ならびに血栓回収療法を積極的に行っております。
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診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 24 1.83 5.75 8.33 67.50
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 23 1.30 2.83 0.00 75.74
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 17 1.59 14.35 17.65 75.94
K4765 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの - - - - -
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア - - - - -
外科の手術は、腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)が多くなっております。
全体的に鏡視下手術が上位にあり、より低侵襲で患者様に負担の少ない治療を積極的に行っております。
がんに関してもランキング外のものも含め、鏡視下手術を積極的に適用しております。
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眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 35 0.11 1.09 0.00 78.09
K203 涙嚢摘出術 - - - - -
眼科の主な手術は白内障手術となっております。
その他、当院だけでは対応できない症例に関しては、徳島県立中央病院や徳島大学病院と連携をしながら診療を行っております。
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循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 48 1.21 2.58 0.00 72.21
K5461 経皮的冠動脈形成術 急性心筋梗塞に対するもの 19 0.05 9.58 5.26 71.74
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 17 0.71 8.41 17.65 82.18
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 14 2.21 10.36 7.14 74.64
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 13 0.62 1.85 0.00 71.00
循環器内科の手術は、狭心症に対する待機的な経時的冠動脈ステント留置術が最も多くなっております。ステント留置術は、急性心筋梗塞や狭心症の緊急症例にも対応しております。
ペースメーカー移植・交換に関しても対応しております。
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消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 43 1.30 12.70 18.60 80.60
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 23 0.96 6.52 8.70 75.22
K654 内視鏡的消化管止血術 18 0.17 10.50 16.67 78.22
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) 12 3.33 6.42 25.00 81.08
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 - - - - -
消化器内科の手術は、内視鏡的胆道ステント留置術が最も多くなっております。その他にも、予定外の消化管出血に対する内視鏡的止血術、食道静脈瘤の治療、消化管の狭窄病変に対するステント・バルーン治療など幅広く内視鏡治療を行っております。
令和元年度は大腸ポリープ・早期大腸癌に対する内規鏡的切除術(EMR)が最も多くなっていましたが、大腸ポリープ・早期大腸癌に対する内規鏡的切除術(EMR)が日帰り手術となったため手術件数が昨年度と比較して減少しております。
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整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿、上腕) 91 3.19 17.84 75.82 80.29
K0821 人工関節置換術(膝、股) 87 1.17 21.92 64.37 78.67
K0462 骨折観血的手術(下腿、前腕) 57 1.79 9.51 45.61 64.16
K0811 人工骨頭挿入術(股) 53 3.51 19.36 83.02 85.89
K0463 骨折観血的手術(足、鎖骨、膝蓋骨、指) 32 2.59 15.94 56.25 66.66
整形外科の手術は外傷による骨折に対する手術が主になっており、特に大腿骨骨折に対する観血的手術や人工関節置換術の症例が多くなって多くなっております。
令和2年度より高度先進関節脊椎センターが開設され、令和元年度と比較して人工関節置換術(膝、股)の手術件数が増加しております。
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脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 22 0.45 11.41 27.27 82.05
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) 15 6.27 9.67 20.00 73.40
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) - - - - -
K1742 水頭症手術(シャント手術) - - - - -
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) - - - - -
脳神経外科の手術は、慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術が最も多くなっております。
当院では、高齢者の主導動脈閉塞疾患患者が多く、内頸動脈の狭窄に対する血栓内膜摘出術を実施し、脳梗塞の予防にも取り組んでおります。
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泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 28 0.82 3.14 0.00 79.71
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 25 1.00 1.88 0.00 57.96
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの 16 1.25 8.56 6.25 73.69
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 14 1.00 4.57 7.14 70.29
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術 ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの - - - - -
泌尿器科の手術は、上部尿路結石症への経尿道的尿路結石除去術をはじめ、経尿道的尿管ステント留置術、末期腎不全患者への内シャント造設術の症例数が多くなっています。前立腺肥大症に対する経尿道的レーザー前立腺切除術(HoLEP)も行っております。
また、悪性疾患に対する手術として、膀胱悪性腫瘍に対する経尿道的膀胱悪性腫瘍手術(電解質溶液利用のもの)、腎悪性腫瘍や腎盂・尿管悪性腫瘍に対する腹腔鏡下腎尿管悪性腫瘍手術も積極的に行っております。
良性疾患だけでなく、悪性腫瘍の手術も幅広く対応しております。
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その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 14 0.45
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 15 0.48
異なる - -
上記の指標は下記の説明の疾患の発生数と割合を記載しております。
入院契機と同一の場合は、入院時から発生していたもの、異なる場合は入院後に発生したものとなります。
播種性血管内凝固とは、主に重症の感染症に続発する臓器障害の1つです。播種性血管内凝固が重症化すると様々な臓器が障害を受け、多臓器障害・多臓器不全となり、生命に関わる可能性があります。治療は薬物療法を行いますが、何よりも基礎となっている感染症の治療と改善が必要です。
敗血症とは、様々な感染症が重症化し全身に影響を及ぼすようになった状態です。重症化しますと、血圧低下を来たし、様々な臓器障害を引き起こし、生命に関わります。症状に応じて、治療を行いますが、播種性血管内凝固と同様に何よりも基礎になっている感染症の治療と改善が必要です。
真菌感染症とは、人体に対して病原性の弱い病原菌が、人体の免疫力が低下した時に感染を来す場合をいいます。
当院では、カンジダ症の症例があります。
手術・処置等の合併症で最も多いのは透析シャントの閉塞や狭窄です。その他医原性気胸やペースメーカー植込み後の感染症などがあります。
こうした合併症は少なからず発生することがあり、手技の実施前には丁寧な説明を心掛けております。
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更新履歴
令和3年9月24日公開